教育制度
一人ひとりの自律的な成長を支援する
教育プログラム
教育プログラム
社員教育に対する考え方と、充実した教育制度をご紹介します。
社員一人ひとりが、「自らのキャリアビジョンを描き」、その実現に向けて「自ら学び成長すること」が充実した人生を送る第一歩となり、そのような活力ある人財が増えることで企業の競争力は高まっていきます。
KCMKの研修体系は、社員のみなさんが自らのキャリアを主体的に設計し成長を続けるための支援を目的にしています。
どのような成長をしていきたいか、自分らしいキャリアを描いてみましょう。
KCMKには、挑戦する社員を応援してくれる環境があります。
主な教育プログラム
社会人としての基本知識・基礎スキルを学び、
花王グループの未来を担う人財への第一歩を踏み出す
『入社導入研修』
新入社員の皆さんが早期に職場に適応し、将来的に自律的に行動できる人財として活躍できるよう、体系的な研修プログラムを提供しています。
この研修は、花王グループの企業理念である「花王ウェイ」を基盤とし、社員一人ひとりが自ら考え、行動し、社会に貢献できる人財となることを目指します。
研修の目的：基礎力と自律性の両立
•花王ウェイの理解と実践力の習得
•基本的なビジネスマナーと業務遂行力の習得
•自ら考え、行動する力（自律性）の育成•チームの中で主体的に役割を果たす力の強化•キャリア形成への意識づけ
自分のキャリアを考え、人生をデザインする
『キャリアデザインセミナー』
本セミナーでは、これまでのキャリアを振り返り、自己理解を深めるとともにキャリア志向性を整理します。参加者は同世代と意見交換しながら「どんな自分になりたいか」を描き、各自のキャリアと人生設計を具体化していきます。
学習目標は、キャリアオーナーシップの重要性を本質的に理解し、自らのキャリアを主体的に考え、上司や同僚と建設的に対話できる状態をつくることです。
受講した社員の声
未来を見通し、未来を切り開くリーダーを目指して
『ビジョナリーリーダープログラム』
リーディングスタッフ・スタッフ職層に向けた、選抜研修です。
変化が激しく、昨日までの正解が今日には通用しなくなる時代。将来、花王グループを牽引していただきたい人財には、未来を見通し革新的なアイデアやビジョンを持ちながら、常に現状に満足せずに自ら考え行動することで、物事を前進させることを期待します。
そのための基礎的な知識やスタンスを学ぶ「スタートアッププログラム」や花王グループ内の組織の壁を越えて学ぶ「バリューチェーン研修」、社外の人たちと共に正解のない問いに向き合う「リーダーシップ研修」、国境を越えて学ぶ「グローバル研修」など、様々なプログラムを通じて学び・成長していただく機会を提供します。
新しい価値づくりとビジネスプロセスの変革を加速する
『DXアドベンチャープログラム』
花王グループの国内勤務者を対象に、個人や部門ごとのニーズやスキルレベルに応じてカスタマイズされたDXプログラムを導入しています。
本プログラムは5つのレベル（Beginner・Intermediate・Advanced・Expert・Leader）で構成され、花王グループはDX人材の発掘・育成を強化することで、全社および各部門における新たな価値創出と業務プロセスの変革を加速します。
学習コンテンツは8,000本以上のオンデマンド授業を提供しており、会社貸与のパソコンやスマートフォンでいつでもどこでも受講できます。プログラムはDX Beginnerから始まり、全100問で構成されたDXスキル診断によりご自身のDXスキルの現状を把握することができます。診断結果に基づき推奨される3コースを受講・修了することで、レベルに応じたスキルアップが目指せます。
『自ら学ぶ力を応援』学習機会を紹介・提供する
『MA-navi』
『MA-navi』は社員の自主的な学習機会を紹介・提供する社内の自己啓発応援制度です。社員一人ひとりの「自ら学ぶ意欲」を喚起し、現在および将来に必要な知識・スキルの向上を支援することを目的としています。語学学習、通信教育、eラーニングなど、多様な学習コンテンツを取り揃えており、所定のプログラムを修了した場合には受講費の一部を会社が助成します。
花王グループでは、
自ら学ぶ意欲を支援しています。
自分の今・未来を変える知識・スキルを習得しましょう！
MA-naviでは各種コンテンツに対し、会社から支援を行っています。
評価制度
社員一人ひとりの業務遂行状況に加え、2021年より花王グループ全体で導入された「OKR（Objectives and Key Results）」への取り組みも含め、総合的な評価を行っています。 担当業務における成果はもちろん、「こうありたい」という理想の姿に向かって主体的に挑戦する姿勢も重視しています。
こうした前向きな取り組みが、社員の成長を促し、会社全体の成果にもつながると考えています。
ここでは、KCMKが大切にしているOKRの考え方についてご紹介します。
花王グループのOKR
花王グループでは、中期経営計画「K27」における3つの方針の1つに、「社員活力の最大化」を掲げています。社員と組織を活性化するための代表的な取り組みとして、2021年よりOKR（※）という新たな仕組みを導入しました。
※Objectives and Key Results
花王グループのOKRでは、社員一人ひとりが「世の中をより良くするために、花王グループをより良い企業にするために、仕事を通して達成したいこと」を自ら掲げ、チャレンジを重ねていきます。
OKRを通じて、花王グループは社員の「やりたいこと」が引き出される、ワクワク感で溢れた企業・組織を目指します。
花王グループのOKRポイント
目標は大きく、大胆にチャレンジ
●高い目標を掲げ最低6〜7割の達成とさらにその上の実現を目指して、社員自らがワクワクするような挑戦を描きます。
●「事業貢献」「ESG」「One team & My Dream」の3つの観点から目標を考えます。
想いがつながり、大きな力になる
●自身が掲げた挑戦的な目標とそれに向けた取り組みについて、上司や同僚と共有・対話してブラッシュアップをし、チャレンジをたたえ合うことを大切にしています。
●社員個々のOKRは社内公開されており、所属する部署や担当する職種の枠を超えて、同じ想いや目標を持つ社員同士がつながることができます。
KCMK版「OKR」の概要と特長。
KCMKでは、所属部門の戦略や事業内容、そして自身が担当するチェーンの特性を踏まえたうえで、自らが目指す理想の姿に向かって、自由な発想で高い目標や夢を描き、OKRを作成しています。
その実現に向けて、具体的なプロセスや成果目標を設定し、上長やメンバーなど多様な関係者との対話を重ねながら内容を磨き、共に挑戦を続けています。
変化し続ける生活様式や市場の動向を的確に捉え、新たな価値を提案していくためには、社員一人ひとりが常に危機意識を持ち、従来の発想や行動を根本から見直す姿勢が求められます。
OKRを通じて、個人の挑戦が会社の成果につながり、その成果がさらに個人の活躍の場を広げる——この好循環を生み出すことで、KCMKは常に挑戦し続ける、躍動感ある企業を目指しています。
