企業は、社員がいなければ何もできません。 だからこそ、一人ひとりが働きやすい環境が大切です。当社では、より豊かで健康的な生活を提案する社員の生活をより良くするための制度を用意し、引き続き今後も社員がワークライフバランスを充実させられるよう、継続的な改善を進めています。
社宅支援制度
新入社員(対象者の方のみ)のための社宅支援制度を用意し、新社会人としてのスタートを応援します。
※社宅は借り上げ社宅となります。
住宅手当
社宅以外に居住する社員で、必要と認められた社員には、社内規定に基づき住宅手当を支給します。
勤続功労
リフレッシュ制度
長期勤続に対する慰労を目的として、勤続年数に応じた特別有給休暇とギフト券を付与しています。
保養所
箱根町(神奈川県)、有田市(和歌山県)にある花王グループの提携社外保養所施設を利用できます。
健康維持
病気やけがによる休業などに対し、医療費の負担や各種給付金を支給しています。また、病気の予防を目的とした各種検診など、「健康づくり」をサポートする保険事業を行っています。
さらにこころの健康サポートも実施。日々の悩み相談はもちろん、入社や異動、昇格など、大きな環境の変化がある際にも面談を行っています。
詳しい健康への取り組みは、花王健康保険組合のサイトへ
上記の制度のほか、花王グループでは提携の社外福利厚生サービスに加入をしているため、トラベル、ショッピング、エンタメなど、幅広いジャンルのサービスを利用することができます。
花王グループカスタマーマーケティングにとって、社員一人ひとりが大切な財産です。
結婚や出産、看護や介護といったライフステージの変化があっても、最大限能力を発揮できるよう、環境や制度の整備に力を入れています。
ここでは、育児サポートや復職後の勤務形態の多様化など、育児中の社員も成長意欲を持ってモチベーション高く仕事に取り組んでいただくための制度をご紹介いたします。
メリーズタイム
育児中の社員のうち、対象条件に該当する場合に限り、所定労働時間を短縮して働くことができる制度です。メリーズタイムは、子供が小学校3年生を修了するまで、1日最高2時間まで標準労働時間を短縮することができます。
看護・介護特別休暇
(子の短期看護・家族の短期介護)
子供が小学校3年生を修了するまで、子供1人につき、年次有給休暇とは別に年5日間の休暇を取得することができます。
在宅勤務
自宅で勤務できる制度です。在宅勤務の利用上限時間は1カ月60時間です。通勤にかかっていた時間を子供と過ごす時間や家事に充てるなど、より育児と仕事の両立がしやすく、一人ひとりのライフスタイルに合わせて柔軟に働くことができます。
その他
花王ファミリー会による補助(ベビーシッター・クーポン、学童クーポン、保育所クーポン、ホームヘルパー補助、等)が受けられます。 ※花王ファミリー会:花王グループの共済会のことであり、会員が明るく健康で安心な生活を送ることができるように、福利厚生に関する活動を会員相互の協力により自主的・積極的に行うことを目的としています。
充実した制度だけではなく、支えてくれる仲間がいる。
アカウント担当 Aさん(女性)
時短勤務制度(メリーズタイム)を活用し、仕事と子育てを両立しています。
時間内に仕事を終えることができるか不安もありましたが、チームメンバーがサポートして下さり、安心して自分のペースを作ることができました。またオンラインツールの活用により、リアルタイムで参加できなかった会議を録画視聴できたりと、急な在宅勤務や休暇をとっても滞りなく仕事を進めることができる環境であることも大変助かっています。
今感じているのは、出産前に比べて時間管理を常に意識するようになったこと。その甲斐あって仕事の集中力が増し、効率アップにも繋がっていると思います。子どもが病気になって急に休みを取らなければならない時もありますので、以前より優先順位を意識し、本当にやるべきことを見極められるようになったと思います。
今後は育児と仕事を両立した経験を活かして、同じように働く方をサポートする業務にも挑戦してみたいです。
制度を利用してみることで、新たな気付きを得られた。
バックアップ系職種 Bさん(男性)
在宅勤務制度を活用して働くことが出来るので、家族と過ごす時間はしっかりと取ることが出来ていましたが、子供と一緒に過ごす中で、育児の大変さを思い知らされました。そこで、私は、一度しっかりと育児に専念するため、育休を取得し、「育児のスキルを上げたい」「奥さんの疲労軽減と復職の支援をしたい」と思ったのが、育休を取得しようと思った一番の理由です。加えて私自身が率先して育休を取得することで会社内でも今以上に男性社員が当たり前のように育休が取得できるような環境・風土になってくれたらという想いも理由の一つでもありました。今回、育休の申し出をした際には、周囲の理解も大変あり、スムーズに取得することができました。実際に育休を取得すると、穏やかな気持ちで家族とゆっくり向き合う時間も作ることができたと同時に、それまで知り得なかった育児の大変さを更に実感することができました。同時に私たちが何となく認識している「育児と仕事の両立」の意味や「育児“休暇”」という表現について考える機会にもなりました。男性が育休を取りやすい環境は整ってきていると感じていますが、取得前の業務の引継ぎなど、現時点でも課題はまだまだ多くあると思います。今後は、育休経験者として、多様な人財が活躍できる環境作りができるマネジメント職などにも挑戦したいと思っています。
復職後も不安なく働くために、育児休業中も月1回をめやすに上長との情報交換を実施。さらに、社員が安心して復職するためのセミナーも開催しています。
PICK UP!
育児支援制度や復職に向けた心構え、育児と仕事を両立していくためのノウハウなど、対象者がスムーズに復職できることを目的としたセミナーを開催しています。復職者の上長や、同年齢の子供がいる男性社員も参加し、男女問わず積極的に育児に関われる働き方への理解促進に取り組んでいます。
病児保育やファミサポ登録など、やるべきことがクリアになり復職への道筋が見えてきました。復職することに漠然とした不安もありましたが、先輩ママたちの実際の声を聞いて気持ちがラクになりました。
復職後、実際にどのような1日・1週間を送っているかを知ることができ参考になりました。またセミナーには、同じ時期に復職予定の方々が参加しているので、不安なことなどを共有でき、前向きな気持ちになることができました。