花王グループでは、「研究開発」「マーケティング」「生産」「物流」「販売」のプロセスの中でグループ各社が相互に連携し、一貫して実行することを“よきモノづくり”と捉えています。そして、商品とその価値を小売業を通じて、生活者に直接お届けする仕組みをもっていることが、花王グループの大きな特長の一つとなっています。その中で、花王グループカスタマーマーケティング(KCMK※)は、小売業を通じて生活者へ「花王商品とその価値を届ける」という最終プロセスを担っているのです。
※KCMK・・・花王グループカスタマーマーケティング株式会社(Kao Group Customer Marketing Co., Ltd.)の略称。
花王グループは、研究開発から生活者の手に商品がわたるまでの流れを一貫して行うことで、情報のスピード、質、量ともに他社にはない強みが生まれる体制をとっています。
その中で“よきモノづくり”の最終ランナーとしてのKCMKの役割は多岐にわたります。その一つが花王とマーケィングをはじめとする様々な機能間で連携を図りながら、ブランドを育てあげること。また我々、KCMKの役割は、小売業を通じて花王ブランドの価値を生活者に伝えることです。商品と生活者をつなぐ”小売業の売場”で、ブランドの持つ価値を生活者の皆様に正しく伝えるため、社会環境変化に応じた小売業の戦略や小売業それぞれの特性・地域性・客層に合わせて販売する商品をご提案する、まさに「カスタマーマーケティング」を実践しています。また、業務を行う中で、現場から聞こえてくる生活者や小売業の声を本社に上げるのも、私たちの大切な役割。
商品とお客様との接点となる小売業が成長・活性化することが、より多くの人々へ花王商品を届けることにもつながります。このようにKCMKは花王と生活者をつなぐ”よきモノづくり”の最終段階という重要な役割を担っています。