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  • 購買 No.02

モノづくりの
源流からの挑戦
会社と社会のために
私ができること


包材担当
国際政治経済学部 2017年卒業

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会社の利益と
社会への責任の追求

購買部門ではよきモノづくりに必要な製品の原料、包装材料、生産設備などの機材、販促物などの間接材を、どのサプライヤー様から購入するかの決定や、供給責任の追及、コストの最適化等を行っています。私は包材部の化粧品事業担当として、ソフィーナ商品やカネボウ商品の口紅容器やボトル、箱などの包装材料の調達先の選定、取引先への見積もり依頼、価格交渉などの日々の業務に加え、ESG視点での容器調達を遂行するための情報収集等も行っています。例えば、一つのボトルを購入するときにも、どのサプライヤー様から購入すれば品質が担保されるのか、コストメリットがあるのか、安定的に供給を受けられるのか、環境に配慮できるのか、検討すべき項目は山ほどあります。今の市場がどのような状態なのか、花王としてはどのような商材が求められているのか、常にアンテナを高くはり、世の中の動きを自分事としてとらえることを心掛けなければなりません。特に環境問題が叫ばれる今、購買の私としては何ができるのか、毎日試行錯誤の日々です。花王としての利益と社会に対する責任とを果たせるような人財になれるよう、今後も経験を積んでいきたいと考えています。

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小さな提案から生まれる
大きなやりがい

多くの担当材料を持ち、社内外の多くの人々と関わりながら、大きなスケールでの仕事ができることは、購買部門の大きな魅力の一つです。実際に私はオーブ・ルナソル・メディア商品を担当し、入社以来100個以上の商品に関わってきたのですが、1つの製品を世に送り出すまでに社内社外合わせ、これほどまでに多くの人々が協働していることに今でも驚きを感じます。また、サプライヤー様や社内関係部署と打ち合わせをしているときの、私の小さな提案の一つが大きなコストダウンにつながりうるという点も、この業務の魅力の一つです。新商品等について打ち合わせをする際も、どうしてその仕様でなければいけないのか、どうしてその製造場所なのか、常に疑問を持ちながらサプライヤー様や関係部署とのやり取りをするように心がけておりますし、そこで自分の意見が反映された結果としてメリットを生むことができれば、大きなやりがいを感じます。このような過程を経て出来上がった商品を見たときの充実感や、それが店頭を飾った時の心躍る気持ち、周りの人に購入していただけた時の喜びは、きっと薄れることがないと思います。また、これから生まれてくる新商品でもその過程の一部を担えることに大きな誇りを感じています。

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踏み出した先に見えるもの

何かにチャレンジしてみたいけれど、自分にはできないかもしれないと尻込みしてしまった経験はありませんか。まだ経験不足だから。自分には障害があるから。女性だから。理由は人それぞれだとは思いますが、このような経験はきっと誰にでもあるかと思います。実際に先に述べた理由は、私が今までの人生で向き合うことのあった壁でもあります。しかしながらそのような私も、今のこの職場ではそんなためらいを感じる機会は全くと言っていいほどありません。なぜ私がそれをやりたいのか、根拠は何なのか、説明することさえできれば、何でもやってみなさいと背中を押してもらえるような環境にあるからです。それは上司たちが、部下のできないことではなく、できることに目を向けてサポートしてくれているからなせる業なのだと思っています。きっと就職活動では、自分に何ができるのか、この道で大丈夫なのか、不安に思うことも多いかと思います。でもそのようなときに諦めてしまわずに、どうかいろいろな場所に足を運び、多くの出会いを経験してみてください。そうすれば、いつか自分の力を伸ばせる場所に巡り合えるのではないでしょうか。踏み出した先に、見えるものがきっとあるはずです。

大切なのは相手の立場を
思いやる多角的で誠実な姿勢

仕事は突き詰めて考えると、結局は人と人との間で行われるものです。つまり、どれだけ相手とのコミュニケーションを円滑にとれるかが、仕事の進めやすさに直結してきます。自分の思いを相手に押し付けるだけではコミュニケーションとは呼ぶことができません。双方向にやり取りができてこそ、コミュニケーションが成立するのだと考えます。私はそのような円滑なコミュニケーションのために、まずは相手の立場に立って物事を考えることを大事にしています。例えば価格交渉をする際にも、自分の要求・ゴールを設定したうえで、では相手はどのくらいのコストをかけて材料を製造しているのか、何が理由で値上げ要求をしてきているのか、商談でのやり取りやデータ収集から探り、そのうえで妥協点を見つけていかなければなりません。一方だけでなく双方に利益を生み出すようなWin-Winの関係を生み出せなければ、長い目で見たときにプラスの状況にはなりえないからです。どのような時においても、独りよがりにならない多角的な視点を忘れずに、仕事に対しても、人に対しても誠実な姿勢を持ち続けたいと思っています。

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DAILY SCHEDULE

私のある1日の仕事


05:50 起床


06:40 通勤


08:00 出社


08:30 メール確認


09:00 打ち合わせ(開発と新商品の仕様確認)


10:00 商談前準備


10:30 商談(材料サプライヤー様と)


11:30 資料作成


12:30 昼食



13:30 事務作業(材料コード設定・見積もり依頼・査定等)


15:00 商談(材料サプライヤー様と)


16:00 部門内打ち合わせ(新規商品サプライヤー様選定等について)


17:00 資料作成


18:00 退社


19:20 帰宅


20:00 自由時間・リラックス


23:00 就寝


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