先輩社員が語る「よきモノづくり」

  • 購買 No.01

原料調達の
コーディネーターとなることで
「よきモノづくり」を推進し、
人々の暮らしに貢献したい。



原料担当
理学部
2015年卒業

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よきモノづくりの川上部分を担い、
「QCD」の最適化を図る

私は購買部門原料部で、スキンケア関連原料を調達するチームに所属しています。他にも洗剤関連原料を担当するチームや油脂関連原料を調達するチームなどがあります。原料部は花王のモノづくりの川上部分を担っており、持続可能で安定した原料調達のために、「ESG(環境・社会・ガバナンス)」を考慮して、「QCD(品質・コスト・デリバリー)」の最適化を図ることが大切な役割です。かみ砕いて言うと、環境負荷や社会的課題を考慮し、適切な品質の原料を、適切な価格で、納期通りに調達することが求められます。「ESG」を考慮して「QCD」の最適化を図るためには、日頃から国内外の情勢に感度を高くしておくこと、原料メーカーの状況を知っておくこと、原料のサプライチェーンや市況を調査しておくこと、原料の使用先を知っておくこと、社内の事業の方向性を知っておくことなど、大切なことを挙げるときりがありません。簡単な仕事ではありませんが、いろいろな視点を持ち、複雑な状況から最適解を考え、提案・実行できることは醍醐味と言えると思います。

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「新製品の原料が足りない」
解決策は海外原料の導入

最も注力した業務は、ビオレThe bodyボディウォッシュの製品化です。新製品として計画が起案されましたが、私の担当している原料の調達量が足りないことが分かりました。国内メーカーの原料は既に寡占状態でしたので、既存の国内メーカーからこれ以上調達することはできません。海外メーカー原料を1年以内に導入することが必須条件となりました。原料メーカーを検索することのできるシステムや商社様からの情報を通じて世界中調査して、代替となりうる原料メーカーを一覧にまとめました。次に研究所・事業部などの関係部署に海外メーカー品の原料導入の必要性と緊急性を説明し、原料評価を開始いただきました。残念ながら初回評価で必要事項を全て満たす100点満点のメーカーはありませんでしたが、打ち合わせを重ね、対応が必要なポイントやその方法を明確化するとともに実行してもらいました。具体的には品質の改善、製造設備の改善、輸送時の包装容器の対応等を商社、原料メーカーと協働のもと進めていきました。品質に対する考え方が日本とは異なる国の原料メーカーに花王の求める品質レベルを理解・実行いただくことは容易ではありませんでしたが、実際に現地にも赴き粘り強く交渉を続けました。
最終的には社内外の連携の甲斐もあり、新製品立ち上げまでに新規メーカーの原料を採用することができました。国境を超え、原料メーカーと花王の橋渡し役となり、仕事を進めていくことができることにやりがいを感じます。

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誠実な対応を積み重ね
周囲から頼られるプロのバイヤーになりたい

人との関わり方と購買スキルの両面を磨き、プロのバイヤーを目指したいです。
人と関わる中で、2つ意識していることがあります。「他者の異なる意見を理解し、全体最適を目指して行動すること」「誠実な対応を心掛け、感謝の気持ちを持つこと」です。
花王には多くの部署が存在しますので、自部門の視点で物事を進めようとすると他部署にとってはメリットが感じられなかったり、負担がかかったりしてしまうことがあります。例えば、必要原料の確保のために発注担当者や生産現場の方に負担をかけてしまうケースがありました。原料メーカーで生産しているフレーク形状の原料において、フレーク化の工程が生産律速となり必要数量の確保が困難であることが判明しました。花王の工場ではその原料を溶かして使うので、溶解するものであれば形状に依らず使用可能です。原料メーカーは、パウダー形状の原料なら供給できると言っています。そこで、フレーク形状の原料不足分をパウダー形状の原料で補いたいと考えました。しかし、それは発注担当者や生産現場の方にとっては発注管理項目や生産の切り替えに伴う業務が増えてしまいます。関係者の方々には背景や状況を説明し、全体最適化のために必要な調整であることを納得していただくことができました。また、購買スキル面においても、交渉術や調達方法、原価計算や原料背景など学ぶべきことがたくさんあります。これからも経験を積み、適切な判断ができるバイヤーになりたいです。

就活開始当初、名前すら知らなかった部署で
今働いている私

私は就職活動を始めた当時、購買部門という部署を知りませんでした。もともと日用品業界の会社に興味を持っていて、たまたま参加した花王の説明会で「購買部門」の話を聞き、興味を持ち始めました。また、花王の和歌山工場にも赴き花王エコラボミュージアムの温室で育てられているパームヤシの木を見たときに、「洗剤や石鹸の元原料がこのヤシの実から作られるんだ!」と大変な感銘を受けたとともに花王の環境に配慮したモノづくりには原材料調達も重要であると感じたことを覚えています。「消費者の立場」から「働く立場」に視点を変えたときに、「購買部門」というモノづくりの川上に関わり、川上から花王ファンを増やしていきたいと考え、花王の購買部門を志望しました。実際に働いてみると、取引先とはコストや品質などについて厳しい話をしなければならないことはありますが、自分で探した会社の原料を新規導入できたときには達成感を感じました。また、そのメーカー様自身も花王製品への採用を喜んでくださり、「ぜひ自社でも花王製品を販売させてほしい。」とまでおっしゃっていただいたことは嬉しかったです。

皆様もせっかくの機会ですので、様々な業界、職種の話を聞いてみることをお勧めします。そして花王の購買部門で一緒に働きたいと思って下さった方はぜひご応募いただければと思います。

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DAILY SCHEDULE

私のある1日の仕事


06:00 起床


06:30 身支度


07:00 通勤(携帯で日経新聞に目を通す)


08:20 出社


08:30 メールチェック


09:30 面談前準備


10:00 サプライヤーと商談(原料情報収集)


11:00 商談後情報整理・アクション


11:30 メールチェック


12:00 昼食



13:00 社内会議(研究所と原料の評価・調達状況について)


14:00 会議後アクション(議事録作成・連絡等)


14:30 面談前準備


15:00 サプライヤーと面談(原料情報収集)


16:00 商談後情報整理・アクション


16:30 会議用資料作成


18:00 退社


19:30 夕食・自由時間


23:30 就寝


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