1970年、フケ・かゆみを防ぐシャンプーとして誕生したメリット。
発売からずっと、家族みんなの髪と地肌をやさしく、清潔に洗い上げることを考えてきました。
清潔でいることで、 子どもからお年寄りまで、誰もが心地よくつながり、
笑い合うことができると信じているから。
メリットはこれからも、 家族みんなのために進化を続けます。
高度経済成長期~バブルの時代
清潔の象徴として フケ・かゆみ防止
大阪万博開催、ロングヘアブーム。
シャンプーするだけでフケ・カユミが止められ、片手で操作できる容器の機能性もヒットした理由でした。
それまで、両手を使わないと開けられないねじ式キャップ主流の時代に、押し上げるだけで液が出せるデザインを採用。すべてが片手で操作できる容器が、好評を博しました。
上野動物園でパンダ初公開。
1970・80年代前半まで、洗髪頻度は週2〜3回程度でした。
その後内風呂が普及し、清潔志向が高まったことが、 洗髪頻度に大きく影響してきました。
髪に直接塗布してすすぐタイプの家庭用リンス「モイスチャーリンス」発売。
洗髪と整髪頻度が増えたこの頃から、髪のパサつきや感触への意識が高くなります。
シャンプー製品には、フケ・かゆみ防止だけでなく、 髪をケアし感触を整える機能が加わり、クリームシャンプー、オイルシャンプーなどが発売され、 リンス・コンディショナー・トリートメントも誕生。
この頃から、シャンプーにもコンディショニング技術が導入され、 シャンプーブランドのコンセプトは、毛髪への効果が主流に。 “キューティクルケア”という考え方も、この時代に生まれました。
バブル崩壊~経済不況期
デフレ化によるコストパフォーマンス重視へ
バブル崩壊。オヤジギャルブーム。
忙しい朝でも、シャンプー1本で手軽に洗髪できる魅力が伝わり、人気に。
当時、朝シャンがブームに。「リンスのいらないシャンプー」が誕生した背景は、時間のない朝でもシャンプー1本で洗髪できるという、時代のニーズからでした。その後、1990年代半ばから、洗髪頻度はほぼ毎日(10〜20代女性)に。
1990年代、女性のヘアスタイルに変化が。女子高生が髪の一部を金や白に脱色するなど、パーマやヘアカラーが普及。それにともない、ダメージケアのニーズが高まりました。
Jリーグ開幕。
お客さまから寄せられた声をもとに、シャンプーとリンスの容器が、触れただけで区別できるように。
業界全体にはたらきかけ、賛同を得て、ほとんどの商品にきざみがくようになりました。
植物、ナチュラル嗜好の始まり。バリアフリー商品増加。
デフレ脱却期
消費者のニーズの多様化・パーソナル化による商品開発へ
力の弱いお子さまでも、自分で地肌まで洗えて、すすぎやすい商品として開発。
ゆっくりていねいに洗髪できない忙しい女性の地肌でも、こすらずにやさしくきちんと洗い整えながら、気持ちまで快適になる商品として提供。
力が弱くなったご高齢の方でもなめらかな泡で洗いやすく、すすぎやすい。さらに地肌ケアにも対応。
洗った翌日に、ベタつきやパサつきなどを不快を思ったことがある人の多さに着目。そこで、髪に汚れやホコリをつきにくくする「ダストシールド技術」を新たに採用。洗う時はもちろん、その後も1日さらっと軽い気持ちよさが持続するようリニューアルしました。
メリット発売50年。
子どもの細い髪でも からまりにくく、すすぎやすいシャンプーを開発。コンディショナーは、弱い力でも押しやすいポンプタイプにリニューアル。
「地肌と髪をやさしく洗いたい」というお客さまの声にお応えし、泡シャンプー&泡コンディショナーを発売。
最初から泡で出てくるので、地肌と髪の摩擦を防いでやさしく洗えます。
清潔意識が高まる中、外でも手軽に汗のニオイ、髪・地肌のベタつきまですっきりできる「ドライシャンプー」。スポーツ後や通勤通学時だけでなく、アウトドアや防災グッズとしてもお使いいただけます。