気になる手指の乾燥に

おうちで、じっくりハンドケア

乾燥しやすい手指の肌

うるおいのある肌には、一番外側にある角層に、外からの刺激物質が体内に侵入するのを防いだり、体内の水分が蒸発するのを抑える「バリア機能」があります。

外部刺激と肌との関係を示したイメージイラスト(潤いのある肌と乾燥肌との違い)

物をつかんだり握ったり、細かい動きを頻繁にする手指の角層は、顔や腕などの角層に比べて非常に厚く、外部からの機械的な刺激には強い構造です。その反面、手のひらには皮脂腺がなく、水分も少ないため、ちょっとした乾燥でも硬くもろくなり、あかぎれなどができやすい特徴があります。

空気の乾燥や毎日の手洗い・手指の消毒で、さらに乾燥する手指には、ハンドケアでうるおいを保ち補うことが大切です。

ハンドケア5つのポイント

1.手洗いは泡をころがすように

手洗いはたっぷりの泡をやさしくころがすようにして洗い、ゴシゴシと肌を強くこすりあわせないようにします。

2.手洗い後の水気はしっかり拭き取る

手指を濡れたままにしておくと、手指の水分まで一緒に蒸発し、必要以上に乾燥します。清潔なタオルやペーパーで、手のひら、手の甲など全体、そして、爪や指の間なども忘れずに、水気をやさしく吸い取るように拭き取ります。

3.ハンドクリームはさらさら?しっとりタイプ?

パソコンのキーボードやスマートフォンを操作するときに、ハンドクリームのベタつきが気になったことはありませんか?

乾燥しがちな季節は、保湿力があまり高くないさっぱりしたタイプだと、何度も塗ることになり、かえってベタつくことがあります。保湿力が高いしっとりタイプでも、ベタつきが比較的少ないものを選べば、むしろ快適に使用できることも。

4.まずは指先から

ハンドクリームを手のひらに取ると、つい、手のひらや甲など、広いところから塗りがちですが、最も乾燥しがちな指先、爪まわりから塗り始めるのがおすすめです。

5.手の側面も忘れずに

デスクワークでは、マウスを使ったり、書き物をしたり、手の側面がデスク表面にこすれる動作が1日中続くことも。手の側面まで意識してハンドクリームを塗りましょう。

ハンドクリームの塗り方

基本の塗り方

うるおいのある美しい手のためには、こまめにハンドクリームを塗りましょう。

①乾燥しやすい指先・関節・指の間・手の甲に、少量ずつハンドクリームを乗せます。

②爪のまわりは、親指のはらで、らせんを描くようになじませましょう。

③指をつかむようにして、つけ根から指先に向け、親指のはらでらせんを描きます。

④指と指の間や、

⑤肌荒れしがちな手の甲は、円を描くようにくるくるとなじませます。

⑥手首や小指側の側面も、ていねいになじませしょう。

手肌をいたわるハンドマッサージ

自分の手はもちろんのこと、家族など大切な人の手をやさしくマッサージし、手肌にさらにワンランク上のいたわりを。(手指を清潔にしてから始めましょう。)

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美Lifeアドバイザービビコさん's アドバイス

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気になる顔の乾燥

室内で過ごすとき、毎日、同じ位置からエアコンの風があたっていませんか?
顔の中でも知らないうちに乾燥する部分に差が出ることがあります。お肌の乾燥を感じたら、保湿しましょう。 スプレータイプの化粧水が便利です。

唇の乾燥

唇は、ほおなどと違って角層が薄く、皮脂膜もなく、顔の中でも特に乾燥しやすい部位です。しっかりケアしましょう。唇全体にリップケア品を塗り広げたあと唇の輪郭に円を描くようになじませるのがコツです。

  • 必ず手指、顔を清潔にしてからケアしてください。

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