災害時は衛生環境が悪化しやすく、感染症や食中毒のリスクが高まります。だからこそ、最も基本な対策が「手洗い・手指消毒」です。
災害時でも清潔を保つことは、自分と周囲の健康を守る第一歩。手洗いや手指消毒は「こまめに、ていねいに」が基本です。

災害時は水や衛生用品が限られるため、「いつ手を洗うべきか」を意識して行動することが感染症対策につながります。以下の場面では、必ず手を洗うようにしましょう。
目に見える汚れがなくても手にウイルスや細菌がついている可能性があります。小さな積み重ねが、健康を守る大きな力になります。
断水などで手を洗えないときのために、代わりになる衛生用品を備えておくと安心です。

水道が復旧したら、すぐに通常の手洗いを再開しましょう。以下のポイントを押さえて、ふだん以上に効果的な手洗いを心掛けましょう。
短時間の手洗いでは、意外と汚れが落としきれていない場所があります。意識して丁寧に洗いましょう。

すみずみまで洗える「手洗い」の方法はコチラから
手洗いの後は、水気をしっかり拭き取ることが大切です。手に水分が残っていると、菌が付きやすくなってしまいます。さらに、共用のタオルやハンカチを使うと菌が移る恐れもあります。清潔な状態を保つために、拭き方にも気を配りましょう。