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  • コピーライター No.02

心を動かす魔力があるから、
ことばが好き。
でも、なんでもあり。
 
ヘルス&ビューティケア事業 広告作成担当
グローバル・コミュニケーション学部
2022年卒業

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暮らしに問いを立てて、
伝わる最適解に翻訳する。

コミュニケーション作成部にコピーライターとして新卒入社しました。2年目からはヘルス&ビューティーケアグループに所属しており、主にビオレブランドの洗顔料やメイク落とし、全身洗浄料などを担当しています。洗顔料やメイク落としについては、テレビを広告媒体の主としており、広告代理店様や制作会社様とCMの企画や制作を行います。
加えてウェブ上での動画広告や各ソーシャルメディア媒体に最適化したクリエイティブ(短尺動画やSNS投稿など)の開発も行っています。こちらに関してはコミュニケーション作成部だけで、企画から撮影、編集までを行うこともあります。
上述した目に見える表現物を制作すること以外に、製品コンセプトの立案やコミュニケーション設計にも携わります。そのすべての広告コミュニケーション、ひいてはクリエイティブを通して、ブランドの価値を育てることが我々の仕事だと考えています。
日々の業務は、生活者が本当に求めていることは何かという問いに対して深く考える瞬間の連続です。生活者が求めていることとメーカーとして伝えたいこととの間をアイデアでつないで、いわば翻訳して、生活者にちゃんと届く広告コミュニケーションをつくり上げていくこと、これが現在の仕事内容だと言うと、とてもキレイにまとまったような気がします。

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コピーライティングが
モノに意志を宿せるならば。

自分の書いた文字が世の中に出ていく姿として生を受けること、それはコピーライターとして最もやりがいを感じる機会のひとつだと思います。私自身は入社1年目の冬に初めてその瞬間に立ち会うことができました。
入社1年目からビオレoneという新ブランドを担当しており、そこで香り名称のネーミング案が採用されました。そのネーミング表記が入った完成品ボトルを手にした瞬間は未だに鮮明に覚えています。そしてこの瞬間が、よりよい表現をつくりたいと更なるクリエイティブの原動力になったことも忘れません。
ビオレoneは新ブランドだったこともあり、この製品をどんな人に使って欲しいか、使った時にどんな感情になって欲しいか、生活者にとってどんなブランドでありたいか、といったブランドのあるべき姿をチームで精査していきました。製品コンセプトやキャッチコピーと並んでブランドを形成する大きな要素であるネーミング表現に、1年目からアイデアを採用いただけたことはとても貴重な経験だったと感じています。
実際に世の中に出ていくひとつの姿の背後には数多のアイデアが存在することを知り、ことばの表現者としてそのブランドに意志や、時には命を宿すことがどれほど緻密な作業かを目の当たりにして、コピーライターとしての醍醐味に触れた経験でした。
ちなみに当時受け取った完成品ボトルは、どこか思い出深くて、ずっと使わずに家に置いてあります。

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ふと頭に浮かぶ独り言は、
信頼できるもうひとりの自分。

ひとりの私自身として、ひとりの生活者として、ひとりの花王社員として、「正直でいること」を大切にしています。抽象的な1行目になりましたので、これに対する私なりの定義を3つ書かせていただきます。
1つ目の定義は自分の審美眼に自信を持つことです。入社間もない頃、ある先輩に「自分がかっこいいと思うものはかっこいい、だからこそその感覚を迎合して捨ててはいけない」と言われたことが強く印象に残り、このように考えるようになりました。コピーライターとして自身のクリエイティブに責任を持つことは大切だと思っています。 
2つ目の定義は自分自身が日常生活の中で抱く些細な違和感を見過ごさないことです。仮にコピーライティングが生活者への気づきを与える仕事だとすれば、その発案者こそ生活者第一号であるべきだと思っています。生活者に届けるためには、クリエイティブが実像を伴う深い洞察から得られた視点でつくられることが重要だと感じています。
3つ目の定義はすべてに自分の解釈を持つことです。何事も鵜呑みにせず、無作為に信用しないということです。氷山の隠れた部分までを想像し、自分なりの答えをひとつ持ったうえで他者とアイデアを突き合わせる。それがよりよい表現づくりには必要不可欠であるような気がしています。 正直と我儘と無神経は似て非なるものだと考えています。とても格好をつけて口を開きましたが、私の独り言だと思っていただければ幸いです。

多彩な登場人物とともに
無数のシナリオを生み出せる場所。

アイデアを実現させられる機会が必ずどこかに眠っていること、そしてそれを共に楽しんで探してくれる人たちで溢れていることが花王での仕事のおもしろさだと思います。花王が非常に幅広いカテゴリーの製品を持っていることに加えて、急速に多様化するメディア媒体のおかげで、チャンスの香りが常に漂っていると感じます。
またコピーライターが所属しているコミュニケーション作成部はいわば横串部隊です。隣のデスクに座った人が全く違うブランドの、聞いたことのないキャンペーンの企画をしていることが日常です。だからこそ何気ない雑談からヒントを見つけることもしばしばです。
そして「これについて知りたいな」と思うことがあるとします。それが業務のことであれ、ニッチな文化の知見であれ、大概のことであれば誰かがその道に精通しているような個性や専門性のるつぼだと感じています。逆に「これ教えて」と聞かれ、自分の得意分野を仕事に活かす場面も多々あります。
コピーライターといえど、コピーライティング以外の視点からも広告コミュニケーションに関わるため、頭に浮かんだアイデアを何らかのアウトプットに昇華できること、具体化できることは冥利に尽きる思いです。
あと余談ですが、茅場町事業場は映画館が徒歩圏内にあるので、日によっては18時上映にも間に合います。観たい映画がある際は、ぜひ一緒に観に行きましょう。

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DAILY SCHEDULE

私のある1日の仕事

出社時


07:00 起床/身支度


07:40 通勤


08:30 出社/メールチェック


09:00 資料作成(企画)


10:00 打合せ(CM企画)


12:00 昼食(社員食堂)


13:00 打合せ(新製品コンセプトのアイデア出し)



15:00 資料作成(コピー案)


16:00 打合せ(SNS施策について)


17:30 終業


18:00 映画館に寄り道


21:00 帰宅


22:00 自由時間


00:00 就寝


在宅勤務時


07:30 起床/身支度


08:30 始業/メールチェック


09:00 個人作業(動画編集)


11:00 打合せ(店頭販促物について)


12:00 昼食(自宅)


13:00 部内全体ミーティング



15:00 社内セミナー受講


16:00 打ち合わせ(コピー案の検討)


17:00 担当SNSの投稿


17:15 終業


19:00 夕食


20:00 自由時間


00:00 就寝


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