健やかな肌の「角層」の中では、何層もの角層細胞が重なっています。そして、角層細胞どうしのすき間を満たし、細胞どうしや水分をつなぎとめているのが、肌の必須成分「セラミド」です。「セラミド」は、肌の奥から生まれてきます。
肌には、本来、乾燥やほこりなど肌荒れを引き起こす外部刺激から肌を守るための働きが備わっています。その働きのことを、肌の「バリア機能」といいます。「セラミド」は、このバリア機能をきちんと働かせるための主役となっている成分です。充分な「セラミド」で満たされた肌は、バリア機能の働きが高く、外部刺激で肌荒れしにくい状態です。肌表面も、潤ってキメが整っています。
生物のからだを乾燥から守るための成分「セラミド」
今から約2億2千年前、生物が海から陸に上がる進化をとげた頃、水の外で生きていくために、からだを乾燥から守るための成分が必要でした。そこで肌(角層)の中に生まれた成分が、「セラミド」です。
「セラミド」が不足すると、角層のバリア機能が充分に働きません。
乾燥など外部刺激で肌荒れしやすい、いわばスキだらけの状態に…。
肌表面も、荒れやカサつきをくり返しやすくなってしまいます。
肌の必須成分「セラミド」の働きを守り補い、
バリア機能を助けて潤いを保つ『セラミドケア*』が大切です。