「ちゃんと洗っても、洗っても、うちの子の肌、カサカサしちゃうんです!」
・・・それ、もしかして洗いすぎていませんか? 確かに洗うことは、健康な素肌を保つためには大切なこと。でもね、度を過ぎてしまうと、かえって逆効果になることもあるのです。
まだ未熟な赤ちゃんの皮膚(表皮)は薄く、大人と比べると約半分の厚さしかありません。その分、乾燥しやすいし、刺激にも弱く、傷つきやすいのです。一日に何度も洗ったり、ゴシゴシ念入りに洗うことは、負担になりかねません。
じゃあ、どう洗うのがちょうどいいの? それはね、赤ちゃんならママの手でやさしく洗うだけで十分なんです。そのかわり、指でくびれやシワの奥まで、忘れずに洗ってあげてくださいね。少し大きくなって、外で活発に遊ぶようになったら、肌にやさしい天然素材の綿タオルなどで洗ってあげるのもおすすめです。ボディウォッシュは泡だてて、肌の上をすべらせるイメージで。やさしく洗えますよ。お風呂から上がったら、柔らかいバスタオルでくるむようにして水分を拭き取ってあげてください。お風呂上がりは、肌も乾きやすくなっているので、クリームなど保湿してあげましょう。
さぁ、洗いすぎには注意して、愛情は、たっぷりすぎるくらい注いであげてくださいね。