約130年も前の明治時代のデザインは、今の時代に見てもとってもおしゃれ。
ちょうど西洋では華やかなアールヌーボーデザインが流行していた頃です。文明開化を感じさせる西洋風の石鹸のパッケージが、今もたくさん花王に残されています。おしゃれな石鹸を大切な人に贈ったりしたのでしょうか?
花王石鹸のはじまりは明治20年。まだ「花王」という名前もなかった頃のこと。当時、東京・馬喰町の「長瀬商店」という、おしゃれな日用品を扱うお店でした。その頃の日本にはまだ、品質のいい石鹸が少なく、高価な舶来品ばかり。そこで、創業者の長瀬富郎(のちの花王の創業者)は、国産の良質な石鹸をつくることにしたのです。
時代が変わっても、変わらないのは高い品質へのこだわり。
クリームみたいな泡に、あなたも包まれてみませんか?