開発秘話
QUICKLE STORY
QUICKLE STORY
クイックルワイパー の歩み
開発秘話
QUICKLE STORY
クイックルワイパーヒストリー
HISTORY
Point 01
片手で軽くすべらせるだけで、
化学モップでは取りにくい 髪の毛までもしっかりキャッチ 掃除機では取りにくい 細かいホコリや、
Point 02
ミクロ繊維からできた
つねに清潔な取り替え式 吸着シートは汚れたら いつでも交換でき、
Point 03
ヘッドが自由に動くので 狭いところや階段の隅まで しっかり掃除できる
開発秘話
クイックルワイパーは、“メリーズ”や“ロリエ”の素材を、当時急速に普及していたフローリングの掃除用品に応用できないか、という考えを基に開発がスタートした。
カーペット上の髪の毛が絡まっていて取れ難いことから逆転の発想で生まれたシートだ。
開発当時は、クイックルワイパーが花王初の掃除道具だったことや、開発関係者の自宅がカーペットだったため、なかなかクイックルワイパーのメリットが理解を得られなかったことから、発売に消極的だった。そんな中、開発担当者は、研究所長の家で同製品を使用した様子を撮影した映像を会議の場で放映するなど、様々な方法で熱意を伝え、静岡県でのテスト発売、さらには、全国発売まで漕ぎつけた。
スイスイ簡単!
砂ボコリ、皮脂汚れに 水拭き感覚のさっぱり仕上げで 除菌もできるシート
開発秘話
当時、「水に弱い」と懸念されていたフローリングは、「水拭きしてはいけない」と言われていた。
しかし実際には、多くの人が固絞りした雑巾で掃除をしていた。
そこで、クイックルウエットシートは、この固絞りした雑巾を目指した。水分量と摩擦抵抗をどうするかが難しく、床に張り付いてしまったり、重くて軽く拭けなかったり、課題と向き合いながら熟考を重ね、改良を試みた。
同シートは、数十種類のパターンを検討し、開発までに約5年もかかった。フローリングメーカーにも相談して、液量や摩擦の確認をした。
開発秘話
当時のお客様から「シートに白いところが残る」「全面が汚れるまで拭きたい」といった声をいただいた。この声をきっかけに、シート全面が汚れる捕集力の高いヘッドの開発が始まった。
改良したクイックルワイパーのヘッドは、水の波紋をイメージした“ぐるぐる模様”になっていて、汚れが全体に行きわたり、より多くの汚れを取れるようになった。
また、今回の改良では、気が付いた時にいつでもさっと使ってもらおうと、リビングに置いたままにできるように、見た目のスタイリッシュさにもこだわり、光沢のあるヘッド部分を追求。その結果、業者様に「お掃除道具ですよ?(こんなにこだわる必要ある?)」と言われるほどだった。「たかがお掃除道具、されどお掃除道具」。毎日使うものこそ、気持ちよく使っていただきたいという想いで改良に励んだ。
さらに、グリップ部分にもスポットを当てた。当時は、握りやすく、立てかけたときに倒れにくい、そして色の透明感があるといった要素を兼ね備えた素材がなかったので、一から開発をした。
油汚れに適した洗浄液を
キッチン床の油汚れや、 ダイニング床の食べこぼしも 拭き取れる。 シートに採用。
開発秘話
立体吸着ウエットシートの改良版として、とても洗浄力が高いウエットシートが開発された。しかし、既存のお客様へのアンケートでは、洗浄力は高いものの、従来品と比較してウエット感が気になるという意見をいただいた。
一方で、から揚げや焼肉など油を使った料理をよくするお客様からは、とても強い支持をいただき、油汚れに特化した商品として発売することを決定。現在では発売年の約2.5倍以上の売上になっている。
これは余談だが、研究所で、「焼肉をした時にどこまで油が跳ねるか」という測定をしたところ、実験室に焼肉のニオイが充満するというトラブルもあった。
マグネット式でシートの装着が
ぴったりフィットして シートがずれにくい!
ヘッドが床に超密着するから ベタベタ汚れも軽く拭き取れる。 ワンタッチに。
開発秘話
ウエットシートの使用者を観察すると、床の汚れを落とすために“ごしごし”と何度も床を拭いていることや、シートの取り付けが面倒という声があることがわかった。その実態を受けて、ワンタッチで装着できて、シートが外れにくいマグネットタイプの開発に至った。
マグネットは、手帳型のスマホケースが“パチッ”と閉まる気持ち良さを目指し、シートを付ける時の音や手の感覚など、最後まで調整を重ねた。
床を拭くだけで空間まで消臭。
悪臭を香りの一部として 取り込み、シトラス調の香りに 変化させるハーモナイズ技術。
もちろんベタベタ汚れや 髪の毛・ホコリも一気にサッパリ。
開発秘話
リセッシュの開発経験者が、床を拭くだけで空間を消臭する方法を考案。
床の清掃と空間の消臭を両立する処方に到達するのが難しく、“大ベテラン”研究員たちが数十回の試験を繰り返して誕生した。