猫の泌尿器ケア研究会

慢性腎不全に注意!

猫イメージ

あなたの猫ちゃんの泌尿器は、
ゆっくりじわじわ進行する【慢性腎不全】にご用心!

「1回のオシッコの量が増えた」「オシッコの色がうすい」「オシッコのニオイが少なくなった」「水をたくさん飲む」などの様子がみられるときは、【慢性腎不全】が疑われます。

●1回のオシッコの量が増えたら黄色信号!

【慢性腎不全】になると、腎臓の組織が徐々に壊れていって腎機能が低下し、老廃物が正常に排出されなくなります。【慢性腎不全】はゆっくりと進行するので早期発見が難しく、腎機能の75%くらいが失われて初めて多飲多尿などの症状が表れます。腎臓は一度壊れてしまうと再生できませんが、療法食や投薬などで進行を遅らせることはできます。「水をたくさん飲む」症状が表れる病気としては、他にも【糖尿病】【甲状腺機能亢進症】【子宮蓄膿症】などがありますので、動物病院できちんと検査してもらいましょう。

●高齢猫や尿石症経験猫に多くみられる

健康な猫でも年を重ねていくと腎臓にダメージを受けていくので、高齢の猫ほど【慢性腎不全】にかかりやすく、7~8歳くらいになってから少しずつ症状が表れます。また、細菌やウイルスによる腎疾患や、【尿石症】や【膀胱炎】など泌尿器の病気にかかったことのある猫ではリスクが高まります。ロシアンブルー、ヒマラヤン、ペルシャなどの猫種は、遺伝的にこの病気にかかりやすいとも報告されています。

●定期診断で早期発見、自宅のトイレチェックもしっかりと!

7~8歳で症状が表れる頃には【慢性腎不全】はある程度進行しており、腎臓のダメージはもっと若いうちから始まっています。早期発見のためには、血液検査や尿検査などの検診を定期的に行って数値の変化をみることが大切。また、毎日のトイレチェックで、量、色、ニオイに変化はないかを確認します。塩分や脂肪分の多い食べ物は腎臓に負担をかけるので与えないようにするなど、自宅でのデイリーケアもしっかり行いましょう。肥満で体が大きくなれば、その分腎臓に負担がかかるので肥満は大敵です。

Page Top