猫の泌尿器ケア研究会

下部尿路疾患に注意!

あなたの猫ちゃんの泌尿器は、
猫の病気の上位に入る【下部尿路疾患】にご用心!

猫イメージ

下部尿路疾患(F.L.U.T.D)とは、膀胱や尿道など猫の下部尿路の病気の総称で、【尿石症】【膀胱炎】【尿道閉塞】【尿道炎】などが含まれます。「トイレの回数がやたら多い」「オシッコが少ししか出ない」「1回のトイレの時間が長い」「お腹をさわると嫌がる/痛がる」などの様子が全般的にみられます。

●膀胱の中などに石ができる【尿路結石症】

特に「オシッコをするときに力んでいる」「オシッコをするときに異常な声で鳴く」「オシッコの色がピンク、または赤い」「オシッコのあとの猫砂がキラキラしている」などにチェックがついた場合は、【尿路結石症】が疑われます。
これは、膀胱の中などに結晶成分や結石ができ、膀胱や尿道が傷ついて炎症を起こしたり、尿道に詰まってオシッコがしたいのに出にくくなったりする病気です。オシッコをするときに痛みがあるので鳴いたり、粗相をしたりすることもあります。

●【尿路結石症】はオスで重症になりやすく、放っておけば死の危険も!

【尿路結石症】は尿道がメスよりも細いオスのほうがかかりやすい病気です。オシッコがまったく出ない状態が2日以上続けば、尿毒症を引き起こして命を落とすことがあります。オシッコやトイレの様子に異変があるときは、すぐに動物病院で診察を受けましょう。一度かかると再発しやすいので、しっかりケアすることが大切です。

●出したいのに出なくてそわそわする【膀胱炎】

また、「オシッコがにごっている」にチェックがついたときは、細菌の感染などによって膀胱の粘膜に炎症が起こる【膀胱炎】が疑われます。痛みがあるため、少しずつしかオシッコを出せず残尿感があるので、頻繁にトイレに行くようになり、粗相することもあります。オスに比べてメスの尿道は太くて短く細菌が入りやすいため、メスのほうが細菌性の【膀胱炎】になりやすいと言われています。

●デイリーケアで予防することが大切

猫があまり水を飲まないことや、ミネラルバランスが適切でない食事内容などによって、結晶や結石ができやすくなることが、【尿路結石症】の大きな原因です。また、【膀胱炎】は【尿路結石症】が原因で起こることもあります。水を飲ませる工夫や適切な食事管理を行うことは、泌尿器の病気の予防には欠かせません。肥満も【尿路結石症】のリスクを高めるので、肥満防止を心がけてください。
トイレを清潔に保ち、猫が快適に利用できる環境を整えることは、愛猫の健康を維持するための基本中の基本です。日頃からオシッコの回数や量もしっかりチェックしておきましょう。

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