赤ちゃんとママ・パパのための情報

離乳食クッキング

苦手料理の克服法
肉を食べやすく調理する
コツは?

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「お肉をベビーフードみたいにやわらかく調理できる?」「お肉だけ吐き出されちゃうのはどうして?」 赤ちゃんがお肉を食べてくれないと嘆くママはけっこう多いもの。ちょっとした下ごしらえのコツを覚えれば、きょうからお肉の調理の達人に!

5〜6ヵ月ごろ:レバーのポテトマッシュあえ

  1. ゆでてすりつぶしたじゃがいも大さじ1に、ベビーフードのレバーの粉末1/4袋を加えて混ぜ合わせます。
  2. 1に、スープ大さじ1/2を加え、滑らかにのばします。

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調理のポイント
つぶしたじゃがいもが熱いうちに、レバーの粉末を混ぜます。味に慣らすためには最初は少なく、徐々に入れる量を増やしていきます。

5~6カ月ごろで使える肉類は、レバーと鶏ささみ肉です。レバーを離乳食向けに調理するのは手間がかかるので、ベビーフードを使うとよいでしょう。レバーだけだと、くせがあって嫌がる赤ちゃんも。かぼちゃのように甘みのあるものに混ぜると、くせがあまり気になりません。味に慣れさせるには、じゃがいもやおかゆ、豆腐など、淡泊な味の素材に少しずつ混ぜていきましょう。少しずつ使うには、粉末状のベビーフードが便利です。
鶏ささみ肉は、6カ月後半くらいから使いましょう。筋を取り除き、ゆでてほぐしてからすり鉢ですりつぶし、おかゆやマッシュ状の素材に混ぜて使います。生のまま冷凍してすりおろせば、さらに口あたりがよくなります。すりおろしてから、スープやだし汁で煮るなど加熱調理しましょう。

7〜8ヵ月ごろ:ひき肉のかぼちゃあえ

  1. 湯通しした赤身のひき肉10gを、包丁でよくたたきます。
  2. 皮を取り除いたかぼちゃ20gをゆでて、3mm角に刻みます。
  3. 小鍋に、スープ1/4カップを入れ、1と2を加えてひと煮たちさせ、水溶きかたくり粉少々を加え、とろみをつけます。

※水溶きかたくり粉は、(かたくり粉1:水3)の割合です。

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調理のポイント
包丁を縦横と移動して、ひき肉を細かくたたくと、仕上がりの口あたりがぐっと滑らかに。

7~8カ月ごろになると、鶏ひき肉、赤身の豚や牛のひき肉が使えるようになります。ひき肉を使うときは、あらかじめ包丁でたたいておくと、口あたりが滑らかになります。ゆでるときは、水に入れてからゆでましょう。沸騰した湯に入れると、肉がくっついて固まりになってしまいます。ほんの少量だけ使うときは、茶こしに入れて、ゆでてからすりつぶすと調理がラクです。火が通ったら、水溶きかたくり粉でとろみをつけたり、おかゆやマッシュ状のものとあえて食べさせてあげましょう。
この時期になったら、鶏ささ身肉は、ゆでてほぐしたあと、すりつぶさずに細かく刻んでもOK。ただ、そのままだとパサパサして飲み込みにくいので、ひき肉と同様、とろみをつけたり、マッシュ状のものとあえるなどしましょう。

9〜11ヵ月ごろ:薄切り肉のトマト煮

  1. 薄切り肉20gを包丁の背でたたき、細切りにして、かたくり粉をまぶします。
  2. 湯むきしたトマト1/4個の種を取り除き、5mm角に刻みます。
  3. 小鍋に、スープ1/4カップを入れて火にかけ、煮立ったら1と2、トマトケチャップ小さじ1/4を加えて煮ます。

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調理のポイント
包丁の背でたたいた薄切り肉にかたくり粉をまぶします。手でまぶしたほうがまんべんなくまぶせます。

9~11カ月ごろになったら、牛や豚の薄切り肉を離乳食メニューに取り入れましょう。もも肉やひれ肉がおすすめです。あらかじめ包丁の背でたたくと繊維が断ち切れて、食べやすくなりますよ。脂身部分を取り除き、細切りにして使います。しゃぶしゃぶ肉は脂身が少なく、すぐに火が通るので離乳食におすすめ。いずれも、下ごしらえでかたくり粉をまぶしておくと、肉がつるんと飲み込みやすくなります。
ひき肉料理は、ハンバーグや肉団子など、形のあるものをメニューに取り入れ、歯ぐきで簡単につぶせる固さに仕上げましょう。ボソボソすると飲み込みにくいので、豆腐を混ぜてフワッとさせたり、かたくり粉やパン粉などのつなぎを多めにしてしっとりさせます。肉だんごは指でつまんで食べられる大きさに。ハンバーグは、1口分をかじりとって食べる練習のために、手でもって食べるサイズがおすすめです。

牧野直子先生

料理・指導/管理栄養士

牧野直子先生


スタジオ食(くう)主宰。「より健康になるための食生活や栄養の情報提供」、「家族みんなが楽しめる、身体にやさしい、簡単で美味しいレシピの提案」をテレビ、ラジオ等各マスメディアや料理教室、健康セミナーなどで展開。自らの経験や豊富な食や栄養の知識・情報から生まれたレシピの数々は食卓をあずかる女性を中心に好評を得ている。保健センターでの栄養相談や育児雑誌での調理指導など、離乳食に関しても多方面で活躍中。

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