赤ちゃんとママ・パパのための情報

離乳食クッキング

苦手料理の克服法
葉物野菜を
上手に調理するには?

「すりつぶしても、繊維が残っちゃう」「ほうれん草しか使ったことがなくて・・・」「青菜を嫌がるベビーに何とか食べさせたい」など、葉物野菜の調理に悩むママに向けてのワンポイントレッスン。すぐに使える葉物野菜の調理のコツをご紹介します。

5〜6ヵ月ごろ:ほうれん草がゆ

  1. ゆでたほうれん草の葉先1枚分をすりつぶし、だし汁少々でのばし、10倍がゆ大さじ2に混ぜ合わせます。

調理のポイント
大人の分もまとめてゆでてから、離乳食に使う分だけを取り分け、茎や葉脈部分を取り除きます。

5~6カ月ごろから使える葉物野菜の定番といえば、ほうれん草ですが、あくが強いので、ゆでたあとしっかり水で洗ってあく抜きをしましょう。小松菜、チンゲン菜、キャベツ、白菜なども、くせがなく5~6カ月ごろから食べられる素材です。いずれも、使うのは柔らかい葉の部分を。茎や葉脈の部分は取り除いてからすりつぶします。最初は、裏ごしして、よりなめらかに仕上げましょう。
市販の冷凍ほうれん草やブロッコリーは、少量だけ使いたいときに便利。使う分だけ、固まりごとすり下ろします。ゆでたブロッコリーは、花先部分だけを削り取るようにして使いましょう。調理のポイント大人の分もまとめてゆでてから、離乳食に使う分だけを取り分け、茎や葉脈部分を取り除きます。

7〜8ヵ月ごろ:チンゲン菜うどん

  1. ゆでうどん50gを湯通しし、みじん切りにします。
  2. 小鍋に、だし3/4カップを入れて火にかけ、1とゆでてみじん切りにしたチンゲン菜の葉2枚分を入れて、汁気が少なくなるまで煮ます。

調理のポイント
ほうれん草などの葉物野菜を刻むときは、葉から広がったときに長いままにならないように、必ず縦横に包丁を入れて刻みます。

7~8カ月ごろになったら、すりつぶさずに、やわらかくゆでてから細かく刻みます。そのまま食べさせると口あたりが悪いので、ホワイトソースやヨーグルト、マッシュした素材などであえたり、水溶きかたくり粉でとろみをつけたり、おかゆや汁物に入れたりしましょう。赤ちゃんが青菜の味が苦手という場合は、かぼちゃやさつまいも、バナナなど、甘みのある素材とあえるとよいでしょう。
青菜を離乳食で使うたびにゆでるのは大変なので、まとめてゆでて刻み、冷凍しておくと便利です。フリーザーバッグに入れて薄くのばし、凍ってからパキパキと折って必要量を取り出すようにするか、1回分ずつ小さな団子状に丸めてトレーに乗せて冷凍し、凍ったら密閉容器で保存するなどの方法もあります。

9〜11ヵ月ごろ:青菜のパンケーキ

  1. ボウルに、ホットケーキミックス100g、牛乳大さじ5、溶き卵1/2個分を入れてよく混ぜます。
  2. ゆでた小松菜の葉6枚分を細かく刻んで、1に加えて混ぜあわせます。
  3. フライパンを熱して油少々をひき、直径4cmくらいになるよう2の生地を流し入れて両面を焼きます。

※食べない分は、冷凍保存を。

調理のポイント
青菜をゆでて刻んでから、パンケーキの種に混ぜ合わせます。噛みきりやすいよう細かく刻んでおきましょう。

基本的に、7~8カ月ごろと下ごしらえは変わりません。ただ、白菜やキャベツなどは、葉以外の部分もやわらかくゆでれば歯ぐきでつぶして食べられるように。また、10~11カ月ごろになると、やわらかくゆでて小分けしたブロッコリーやアスパラの穂先などを、手づかみで食べられるようになります。
青菜はゆでて刻んで、ハンバーグや肉団子などに混ぜたり、ポテトやゆで卵とあえてサンドウィッチの具にしたり、パンケーキやお好み焼き、おにぎりなどに混ぜ込めば、手づかみメニューにも取り入れられます。

牧野直子先生

料理・指導/管理栄養士

牧野直子先生


スタジオ食(くう)主宰。「より健康になるための食生活や栄養の情報提供」、「家族みんなが楽しめる、身体にやさしい、簡単で美味しいレシピの提案」をテレビ、ラジオ等各マスメディアや料理教室、健康セミナーなどで展開。自らの経験や豊富な食や栄養の知識・情報から生まれたレシピの数々は食卓をあずかる女性を中心に好評を得ている。保健センターでの栄養相談や育児雑誌での調理指導など、離乳食に関しても多方面で活躍中。

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