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離乳食クッキング

スピード離乳食
大人の料理からの
とり分けメニュー(2)

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寒い冬は、鍋料理が食卓にあがることが多いですよね。鍋物といえば、離乳食にとり分けしやすい大人メニューの代表選手。赤ちゃんの離乳時期にあわせて気を使うポイントさえ覚えておけば、調理自体はラクで離乳食を作る手間が大幅に減らせます。便利な調理器具もどんどん使いましょう!

覚えておきたい調理のポイント

赤ちゃんにNGの素材を覚えておいて。
基本的に、鍋物から離乳食をとり分けする場合、大人用の素材がやわらかく煮えてからとり分け、それを赤ちゃん用に調理します。にんじんなどの根菜は、5~6カ月向けに調理する場合でも、細かく刻んだものより薄めに切ったもののほうが、すりつぶしやすいものです。
鍋物からのとり分けで注意したいのは、赤ちゃんにNGの素材を、うっかり食べさせないようにすることです。鍋物は、たくさんの素材を一緒に煮るので、特に5~6カ月ごろの場合は、だし汁にも気をつけるようにしましょう。鶏以外の肉や白身魚以外の魚介類のだし汁は、5~6カ月ごろの赤ちゃんにはNG。離乳食の最初のころは、鶏肉も避けてください。これらのものを入れる前に、赤ちゃんの分の素材をとり分けるようにしましょう。7~8カ月以降は、だし汁にあまり神経質にならなくても大丈夫ですが、キムチ鍋やモツ鍋など、ニンニクや香辛料が入っているだし汁は避けてください。また、エビやタコ、貝などの魚介類は、9~11カ月ごろでも食べさせないようにしましょう。

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後期の場合、鍋から器にとり分けた素材をキッチンばさみで刻めば、まな板や包丁を汚さずにすみます。初期や中期でも、すり鉢を用意しておけば、食卓上でも調理ができてラクです。

おすすめレシピ

大人のメニュー:たら入り水炊き

材料(大人2人分)
・たら1切れ:4等分する
・鶏もも肉150g:ひと口大に切る
・しめじ1パック:根元をとり除く
・ねぎ1本:斜めに切る
・小松菜1/2束:5cm長さに切る
・にんじん1/4本:薄切りにする
・豆腐1/2丁:5~6cm角に切る
・ポン酢しょうゆ&薬味:適宜

作り方

  1. たらと鶏肉は湯通ししておきます。
  2. 鍋にだし用昆布、鶏肉を入れ、鍋の7分目ぐらいまで水を加えて火にかけます。
  3. 煮立ったら、火を弱めてアクをすくい、残りの素材を加え、煮えたものから薬味の入ったポン酢しょうゆで食べます。

※5~6カ月ごろメニューをとり分ける際は、鶏肉を入れる前にとり分けたい素材を入れて煮ます。

5~6ヵ月ごろ:にんじんのペースト

  1. やわらかく煮えたにんじん20gを大人の鍋からとり出してすりつぶします。
  2. 大人の鍋のだし汁か湯冷まし、もしくは調乳したミルク小さじ2でなめらかにのばします。

7〜8ヵ月ごろ:たらと豆腐のおろし煮

  1. 骨と皮をとり除いた、煮えたたら20gを大人の鍋からとり出し、細かくほぐします。
  2. 煮えた豆腐1/10丁を大人の鍋からとり出してつぶします。
  3. 小鍋に、大人の鍋のだし汁大さじ2~3を入れ、水気をしぼった大根おろし大さじ1、1と2を加えてひと煮し、水溶きかたくり粉少々でとろみをつけます。

※水溶きかたくり粉は、(かたくり粉1:水3)の割合です。

9〜11ヵ月ごろ:鶏肉と青菜のとろり煮

  1. 煮えた鶏肉30gを大人の鍋からとり出し、皮をとり除いて細かく刻みます。
  2. 大人の鍋から小松菜の葉1枚分をとり出して刻みます。
  3. 小鍋に、大人の鍋のだし汁1/4カップと1と2を入れて火にかけ、しょうゆ少々で調味し、水溶きかたくり粉少々でとろみをつけます。

※水溶きかたくり粉は、(かたくり粉1:水3)の割合です。

牧野直子先生

料理・指導/管理栄養士

牧野直子先生


スタジオ食(くう)主宰。「より健康になるための食生活や栄養の情報提供」、「家族みんなが楽しめる、身体にやさしい、簡単で美味しいレシピの提案」をテレビ、ラジオ等各マスメディアや料理教室、健康セミナーなどで展開。自らの経験や豊富な食や栄養の知識・情報から生まれたレシピの数々は食卓をあずかる女性を中心に好評を得ている。保健センターでの栄養相談や育児雑誌での調理指導など、離乳食に関しても多方面で活躍中。

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