くらしのお役立ち情報
2020.04.21/2020.04.30更新
「手指消毒の手順」情報追加
目に見えない細菌やウイルスは人の手を介して拡散していくことが多いと言われています。家庭でできる効果的な「手洗い」のポイントと「手指消毒」の手順をおさらいし、細菌やウイルスをしっかり洗い流しましょう。
一般的に「手洗い」が大切ということはよく知られていますが、どのようなタイミングで手洗いするとよいでしょうか?
外から帰宅した後
トイレの後
調理・食事やおやつの前
手すり・ドアノブなど、
多くの人が触る場所を触った後
咳・くしゃみ、⿐をかんだ後
介護・介助の前後
生肉、魚介、生卵を扱った後
掃除や洗濯の後
ガーデニングや土いじりの後
オムツ交換の前後
動物を触った後
「手洗い」は、石けんやハンドソープを使用し、流水で洗うことが基本です。
石けんやハンドソープには、汚れを落とすための主成分として、界面活性剤が含まれています。
そのため、水だけで洗うよりも、石けんやハンドソープを使用する方が効果的に、皮脂や汚れと共に手に付着した細菌やウイルスを洗い流して落とします。
ためた水は、一度落ちた汚れがまた皮膚に付く可能性があります。必ず流水ですすぎましょう。
石けんやハンドソープを手のすみずみまで行きわたらせ、汚れが残りやすい部分を意識して洗いましょう。
石けんやハンドソープはよく泡立てないと、洗浄成分が汚れにうまくなじまず、汚れが残りやすくなります。
泡タイプのハンドソープは、手の隅々まで泡が届きやすく、小さな子どもからシニアまで、汚れをしっかり落とし洗いやすいのでおすすめです。
手の甲、指先や爪の間、指の間、親指、手首など。
ためた水は、一度落ちた汚れがまた皮膚に付く可能性があります。必ず流水ですすぎましょう。
ぬれたままのタオルは雑菌が増えやすいので要注意。こまめに交換しましょう。使い捨てのペーパータオルなどの利用もおすすめです。
手を洗う頻度が増えると、手はカサカサになったり、ひび・あかぎれができたり、手荒れしやすくなります。手荒れは肌のうるおいが奪われてバリア機能が低下することで起こります。手荒れが起こる前にハンドケアすることが大切です。
仕事に家事、育児や介護などで、毎日忙しく働く手こそ、手を洗った後のタイミングで水分をしっかり拭き取りハンドケアを。
アルコール消毒液は両手全体に行きわたる十分な量をお使いください。
ポンプを下まで押し切った量が目安です。
情報提供:花王プロフェッショナル・サービス
基本のポイントを押さえた「手洗い」習慣を身に付け、汚れはもとより、細菌・ウイルスもしっかり洗い流しましょう!