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2018.04.11|洗濯・衣類ケア
洗濯ネットって何?使うメリットは?洗濯物が乾いたらシワシワだった…どうにかならないの?お洗濯ビギナーの疑問を解決します。
洗濯ネットは、シワや傷み、からまりや型崩れ、糸クズの付着や毛羽立ちを防いでくれる便利なアイテムです。種類の豊富な洗濯ネットを使い分けましょう。
洗濯ネットの種類は大きく分けると以下の4つ。それぞれに適したアイテムを紹介します。
目の粗い
洗濯ネット
衣類のからまり、洗濯ジワ、型崩れを防ぐために使います。
<アイテム>
ワイシャツやブラウス、ニット、パンツ類など
目の細かい
洗濯ネット
デリケートな衣類や、糸くずの付着、毛羽立ちを防ぐために使います。特にデリケートな衣類は、裏返しにたたんでから入れましょう。
<アイテム>
・ビーズやスパンコールなどの装飾のあるもの
・小さいボタンやホックなどが付いたもの
・下着やストッキングなど
・フリースや起毛素材
ブラジャー専用
の洗濯ネット
ブラジャーのワイヤーやカップの変形を防ぐために使います。
大物洗い用
洗濯ネット
タオルケットや毛布などの大物を洗うときに使います。からまったり、こすれによる毛玉や傷みを防ぎます。
シワや型崩れを防ぐために、衣類はたたんで洗濯ネットに入れます。大きすぎると、中で衣類が動いてしまい、かえってシワの原因になることがあります。反対に小さすぎると、汚れが落ちない原因に。
洗濯ネットは、ちょうどよいサイズのものを使いましょう。
脱水の仕方や干し方のちょっとしたコツで、洗濯ジワや型崩れを防ぐことができます。
脱水後はできるだけすぐに洗濯機から取り出して干すことが、シワにならないコツです。脱水時間が長いと、乾きは早くなりますがシワや型崩れの原因になるので注意を。
シワを付けたくない衣類をあらかじめ洗濯ネットに入れて、脱水は手動で「短時間」に設定し、他の衣類と一緒に洗濯します。
その後、洗濯ネットごと先に取り出し、残りの衣類だけで再度脱水します。
干す前のひと手間で、仕上がりが変わります。
STEP1 大きなシワを伸ばす
肩の部分やそでを持って、上下に衣類を大きく数回振ります。
↓
STEP2 小さなシワを伸ばす
軽くたたみ、衣類を手のひらではさむようにパンパンとたたきます。
↓
STEP3 引っ張って伸ばす
ワイシャツのエリや前立て部分、そで口、縫い目などのシワが目立ちやすい部分は、引っ張って伸ばします。
■折り目やフリルが付いた衣類
センタープレスがあるパンツ類は、折り目に沿って引っ張りながら伸ばしましょう。フリルは手で伸ばして形を整えます。
ハンガーやピンチハンガーで干すだけでなく、衣類によっては、洗濯表示に干し方マークが付いているものもあるため、チェックを忘れずに。
【平干し】
ニット、カットソーなど型崩れの気になるもの
ニットなどの伸びやすい衣類やデリケートな衣類は、ピンチハンガーの上などで平干しすると、型崩れを防げます。
【さお干し】
トレーナーやニット類など厚手で重いもの
厚手の衣類は、ハンガーで吊り干しにすると重みで型崩れしやすいため、さお干しにします。
【陰干し】
陰干しマーク付きや毛・絹・ナイロンなど
洗濯表示に陰干しマークが付いたものや、毛・絹・ナイロンなどは、日光に弱いので必ず陰干しを。濃い色の衣類も、日光で色あせしやすいため、陰干しがおすすめです。
日陰の吊り干しがよい
日陰の平干しがよい