応援!くらしのキレイ

環境カウンセラー和田由貴さんに聞く
今すぐ始めたい「省エネ」作戦!

2018.01.30 | 暮らしまわり

【応援!くらしのキレイ】3R環境カウンセラー和田由貴さんに聞く 今すぐ始めたい「省エネ」作戦!

家庭で無理なく「省エネ」に取り組むには、何ができるのでしょうか。お風呂やキッチンなど、水まわりの省エネ対策について、環境カウンセラーの和田由貴さんにアドバイスをうかがいました。

まずは見直し

まずは見直し

まずは見直し

家庭で使われる水の割合をみると、1位は「風呂」、次いで「トイレ」「炊事」「洗濯」の順となっています。

■家庭での水の使われ方

家庭での水の使われ方

特に注目したいのが「給湯」です。水をお湯に変えるには、ガスや電気などのエネルギーが必要なため、家庭のエネルギー全体の使用量でみると、給湯が約3割を占めてトップ! 給湯器を40℃に設定した場合のお湯は、水道水の約3倍のコストがかかっています。給湯を上手に省エネできれば、大きな効果を実感できます。

■一般家庭の用途別エネルギー消費量の割合〈2015年度〉

一般家庭の用途別エネルギー消費量の割合

お風呂編

シャワー15分のお湯が浴槽1杯分。浴槽にお湯をためれば再利用も可能

シャワーの出しっぱなしは、水だけではなくエネルギーの無駄遣い。シャワー約15分のお湯は浴槽1杯分に相当するので、こまめにお湯を止めることが基本。手元に止水ボタンがついた節水シャワーヘッドなどを利用するのもよいでしょう。
入浴をシャワーで手短に済ませた方が、浴槽にお湯をためるより節水になると思われがちですが、シャワーのお湯は流れたら終わり。浴槽にお湯をためて、残り湯を賢く再利用するほうが省エネ効果は大きくなります。

残り湯は洗濯に

すすぐ前にシャワーで髪に軽く水を含ませたら、いったん止め、しぼるようにして泡を落とすと効率的。

泡切れが早い「メリット シャンプー」なら、少ない水でもスッキリすすげます。

メリットシャンプー

保温シートを活用して、沸かしたお湯を冷まさない

お風呂のお湯が冷めないうちに、家族が時間をあけずに続けて入るのがベスト。それが無理なら、なるべく冷まさない工夫を。フタをして熱を逃がさないようにするのはもちろん、お湯の表面に保温シートを浮かべておくと、湯温を保つ効果がグンとアップします。

お湯を冷めにくく

寒い日はお湯の沸かし直しより、給湯器からお湯をためた方がおトク!

お風呂のお湯は、冷たい水から沸かすよりも給湯器のお湯をためる方が、エネルギーも時間も節約に。寒さの厳しい日は、翌日までお湯を置いておくと水温がかなり低下してしまうので、前日のお湯の沸かし直しよりも、毎日新しくお湯をためた方がおトクです。残り湯は、お洗濯や掃除などに再利用しましょう。ただし、入浴剤を入れたお湯の再利用については、商品の表示を確認してください。

新しくお湯をためるほうが省エネアップ

残り湯を沸かし直して入浴するときは、「ふろ水ワンダー 翌日も風呂水キレイ」がおすすめ。入浴後に1錠入れるだけで、残り湯を清潔に保ち、気になるニオイやヌメリを防ぎます。翌日のお洗濯やお掃除にも、気持ちよく使えます。

ふろ水ワンダー

キッチン編

使い方次第で、節電&ガス代の節約に

電子レンジは、オート機能にまかせると温まり過ぎて電気を使いすぎてしまうこともあるので、手動で設定するようにしましょう。また、煮込み料理は、電子レンジで材料をあらかじめ加熱・下ごしらえした方がガス代の節約になります。コーヒー1杯分のお湯を沸かすなら、ガスよりもおトクです。

あたため1分

電子レンジの庫内に汚れがついていると加熱の効率が落ちるのでこまめなお掃除も大切。「キッチンクイックル」なら油汚れをスッキリ落とし、2度拭きの必要はありません。

キッチンクイックル

トータルコストでみると、手洗いよりも食洗機が断然おトク!

食洗機は電気やガスなども使うため、「コストが高そう。」と思っていませんか。実は、使う水の量が少なくて済むので、給湯器のお湯を使って手洗いするよりも、トータルでみると実は省エネでおトク!

一般に食洗機では、最後のすすぎに80℃くらいの高温のお湯を使用します。このお湯は食洗機内のヒーターで温めてつくられるので、給湯接続の食洗機なら、使うときに給湯器の温度を60℃くらいの高温にしておくと、機内ヒーターの使用が減ってさらにコストダウンに。

使う水の量が減ってGOOD

食洗機用洗剤には「食洗機用 キュキュット ウルトラクリーン(ジェルタイプ)」や「食洗機用キュキュット クエン酸効果(粉末タイプ)」がおすすめ。油汚れ・ごはん粒・卵などのこびりつき汚れを強力に分解。グラスのくもりや庫内の汚れ・ニオイまでスッキリ落とします。

キュキュット

「同時調理」や「保温調理」で省エネ&時短

火を使う加熱調理は、ガスや電気などのエネルギーが必要になるので、できるだけ手際よく進めたいもの。たとえば、パスタと野菜を一緒にゆでる、炊飯器でご飯を炊くときに耐熱容器に野菜を入れて一緒にふかすなど、「同時調理」を行えば、省エネだけでなく時短にもなります。また、圧力鍋は調理時間が短縮できますし、真空保温鍋などで余熱を利用して料理を仕上げる「保温調理」も注目されています。

一石二鳥調理でおトク

お洗濯編

「洗い」には残り湯でも、「すすぎ」には必ず水道水を使用

お風呂の残り湯の再利用法は、お洗濯への活用が定番中の定番。節水になるうえ、冷たい水を使うよりも汚れ落ちがよくなります。
ただし気をつけたいのは、その使い方。「洗い」のときは残り湯が使えますが、「すすぎ」に使うと、洗剤でせっかくきれいになった洗濯物に、残り湯に含まれる汚れや雑菌がついて、気になるニオイの原因になることも。すすぎの回数は1回でも2回でも、必ず水道水を使うようにしましょう。

使い分けが大切

入浴剤入りの残り湯の利用はココに注意!

入浴剤を使ったお風呂の残り湯は、お使いになる前に、あらかじめ、お手持ちの入浴剤の使用上の注意を確認してください。お洗濯に使える場合でも、すすぎには必ず水道水をお使いください。また、金魚用の水として利用したり、植木や野菜へかけたりすることはお避けください。植物の種類によっては、入浴剤の成分を嫌うものがあります。

「すすぎ1回」の洗剤を利用すれば、時短&節水に

洗濯用洗剤には、「すすぎ1回」で済むタイプがあります。このタイプの洗剤を選べば、節水・節電はもちろん、時短にもなって、忙しい主婦にはとても便利です。

節電・節水・時短でおトク

洗剤は、すすぎ1回でOKの「ウルトラアタックNeo」「アタックNeo 抗菌EX Wパワー」がおすすめ。節水・節電だけでなく、時短にもなります(一部、「すすぎ1回」に設定できない洗濯機もあります)。

アタック

「まとめ洗い」が基本、でも詰め込み過ぎはNG

節水・節電のためにも、汚れ物が出たら、そのつどこまめに洗濯するのではなく、なるべくまとめ洗いをしましょう。ただし、詰め込み過ぎは汚れが落ちにくくなるので、洗濯槽の70~80%の量を目安にしてください。

ボクの7~8割で洗ってね

洗剤は、確かなニオイ洗浄力のある「アタックNeo 抗菌EX Wパワー」がおすすめ。柔軟剤には、「ハミングNeo」を使うと、少量でふんわり、使うほどやわらかな着心地に仕上がります。

アタック

環境カウンセラー 和田由貴さん

監修:環境カウンセラー 和田由貴(わだゆうき)さん

消費生活や環境問題の専門家として、また現役の主婦・母の視点から、節約術や家事情報に精通する節約アドバイザーとして幅広く活躍中。消費生活アドバイザー、環境カウンセラー、省エネルギー普及指導員、3R推進マイスター(環境省第一期国推薦委嘱)などの資格を生かし、講演、執筆、テレビ出演、新聞・雑誌・WEBでの連載など多方面で活躍。著書に『裏ワザ名人のちゃっかり!節約生活』『年間50万円は貯まるチリ積も節約術』『快適エコのライフスタイル』など。

Page Top