ヘルシアの歩みとこだわり
ークロロゲン酸ー

ポリフェノール研究から 生まれたヘルシア

お茶の次に、“コーヒー”に着目
プロジェクトが発足したのは2003年。
ヘルシア緑茶に続く商品開発として、コーヒーが持っている力に花王は着目しました。実はコーヒーというのは10世紀頃は薬として用いられていました。それが13世紀になると焙煎が発明されて嗜好品として、世界で使用されるようになりました。21世紀に入ると疫学研究が進み、コーヒーが持っている健康効果の再発見がなされています。
花王の研究力を結集し、約150種類の食品素材の中から、コーヒー豆に含まれるポリフェノール“コーヒークロロゲン酸”に最も血圧を改善することを見出しました。その後も研究を続け、 2020年6月現在では61報の学術論文を発表しており、コーヒークロロゲン酸の機能性・安全性についての知見を深めています。
クロロゲン酸270mgとおいしさの両立
研究の結果、1日およそ270mgのコーヒークロロゲン酸の摂取で体脂肪や血圧への効果が見られました。コーヒークロロゲン酸はその名の通り、コーヒー生豆に豊富に含まれている成分ですが、焙煎度が高くなるにつれて、その量は減ってしまいます。一方で、焙煎が足りないと普段私たちが飲んでいるコーヒーのおいしさを味わうことができません。したがって、コーヒークロロゲン酸の量を保ちつつ、「おいしいコーヒー」を作ることに挑戦することになりました。
クロロゲン酸量の維持とコーヒーのおいしさの両立は、非常に大きな障壁でした。この両立を達成するためには、一般的な製法とは違った製法の確立が必要で、試行錯誤が続きました。プロジェクトに関わった研究員たちの多くは「コーヒースペシャリスト」「コーヒーインストラクター」の資格を取得し、徹底的に風味にこだわる体制を整えました。その取り組みが実り、クロロゲン酸量を維持しつつ雑味成分を取り除く独自の製法(特許第3839831号、特許第4012560号)を確立し、クロロゲン酸量を維持したおいしいコーヒー風味を実現することができました。雑味成分を低減することができたので、心地よい苦味とすっきりした後味に仕上がっています。
コーヒー豆へのこだわり
生豆に含まれるクロロゲン酸の量は豆の種類によって異なります。世界中のコーヒー豆からクロロゲン酸含有量が豊富な豆を厳選しています。また、クロロゲン酸の量は、豆の熟度でも大きく変化します。焙煎過程でも減少するので、豆の良さを引き出すには、厳密な管理が欠かせません。収穫は、旬を逃さず、焙煎も温度・時間を厳密にコントロールし、有効成分を抽出しています。

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※1 血圧が高めとは、収縮期血圧130mmHg~139mmHg、または拡張期血圧85~89mmHgのことです。
※2 LDL(悪玉)コレステロールが高めとは、LDLコレステロール値が120~139mg/dLのことです。

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