2009年9月の当社「エコナ関連製品」の製造・販売中止につきまして、ご愛用の皆さまをはじめ、関係各位に多大のご心配、ご迷惑をおかけしたことにつきまして、心よりお詫び申し上げます。

 エコナは、20年にわたる当社の研究開発の知見を生かし、
生活習慣病等の予防にお役立ていただきたい商品として、1999年に発売を開始いたしました。
その根底には、「よきモノづくりを通して、消費者の皆さまのすこやかな暮らしに貢献したい」という私どもの願いが込められております。
 幸い、発売以来10年、エコナは数多くのお客さまから高いご支持、ご信頼をいただいてまいりました。
 商品開発に当たっては何より商品の安全性が第一義であり、エコナに関しましても、
国の内外の研究機関によって、世界的に認められている安全性試験を徹底して行なってまいりました。

 2009年3月になって、ドイツの研究機関によって、これまで未知の物質であった「グリシドール脂肪酸エステル」が食用油中に微量に含まれることが新たに判明し、その人体への影響についての議論が起こりました。
当社で分析を行なった結果、エコナには、微量とはいえ、他の食用油よりも多くこの物質が含まれていることが判明したことから、少なくとも他の食用油と同程度まで低減すべきと考え、
それが達成できるまでの間、エコナ関連製品の製造・販売を一時中止することといたしました。
 しかしながら、ここに至った経緯や私どもの意図を十分に説明することが出来ず、
お客さまにかえって大きなご心配をかけ、混乱を招く結果となってしまいました。
この点、重ねてお詫び申し上げる次第です。

 私どもでは現在すでに、グリシドール脂肪酸エステル含有量低減の目処をつけ、
いま一度徹底した安全性評価を行ない、再び皆さまの健康な暮らしに貢献できる機能性食用油の発売に向けて、鋭意努力しております。
 あわせて、社外の専門家、有識者の皆さまとも連携をとりながら、食と健康に関わる情報提供、
お客さまとの相互のコミュニケーションにも努めてまいります。
 どうか、皆さまからも忌憚のないご意見をいただきますよう心よりお願い申し上げます。

2010年5月 花王株式会社

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