あまり多くはありませんが、高齢になると膀胱に腫瘍ができることもあります。多くの場合は悪性で、移行上皮がんの確率が高いといわれています。
高齢の猫にまれにみられます。
膀胱の内側がただれて炎症が起こり、オシッコの回数が増える、血尿が出るなどの下部尿路症状が現れます。進行すると食欲もなくなってきます。発見が遅れれば、他の臓器に転移します。
血尿がサインになることも。
(写真提供/麻布大学附属動物病院 渡邉俊文先生)
ダイアリーに記録し、日頃からオシッコの状態をチェックしましょう。