TOP > 今、「まさつレス」な洗い方が必要なワケ
2020年8月20日
普通肌、脂性肌、それとも乾燥肌。
あなたは、どれに当てはまりますか?
花王が2020年2月に実施した調査では、「自分の肌は乾燥肌」と答えた人が全体の46%にのぼりました。また、30代でも半数以上の人が自分の肌を「乾燥肌」と感じていることが明らかになっています。
過去の同調査と比較すると、「自分の肌は乾燥肌」と答える人は年々増え続けており、日本人の乾燥肌意識がどんどん高まっていることがうかがえます(図1)。
年齢とともに感じる、「身体全体の肌悩み」はなんですか?
花王が2020年2月に実施した調査では、全体の53%の人が肌が「カサカサしてきた」と答え、50%の人が肌の「水分が足りない感じがしてきた」と回答しています。また、30代では64%もの人が肌が「カサカサしてきた」と感じており、58%の人が肌の「水分が足りない感じがしてきた」と答えました(図2) 。
2015年の同調査と比較すると、全体においても、各年代においても肌が「カサカサしてきた」、肌の「水分が足りない感じがしてきた」と答える人が増えています(図2)。
前述のように、いまや肌の乾燥は現代人の共通の悩みとなりつつあります。その原因の一つと考えられるのが、紫外線や花粉などの大気中の汚れ、湿度の変化など、環境ストレスの増加です。
気象庁では、1990年代初頭から札幌、つくば、那覇の3ヵ所で紫外線量を観測していますが、観測開始時から比べて3ヵ所のいずれにおいても紫外線量が増加しています(図3)。
また、私たちの身の回りには花粉やチリ、ホコリなどの汚れが浮遊しています。その中でも花粉量は増加傾向にあり、東京都内の飛散花粉数の経年変化を見ると、2020年時点の過去10年平均(速報値)は、1994年時点の過去10年平均と比べて、約3倍に増加していることが分かります(図4)。
私たち現代人の肌は、むかしと比べ多くの環境ストレスにさらされているのです。
肌の乾燥対策といえば、最初に思いつくのが「保湿」。化粧水や乳液など肌に直接塗るアイテムだけでなく、近年では保湿成分を配合したボディウォッシュも人気です。
ところが、2018年の時点で世の中の半数近くの人たちがナイロンタオルを使って洗っていることが判明しました(図5)。
乾燥意識は高まっているのに、ナイロンタオルの使用はむかしのまま……。本当にそれでよいのでしょうか?
花王の歴史は、いまから130年前、1890年に高級化粧石けんを開発したことから始まります。
以来、「肌にやさしく、汚れをしっかり落とす」をテーマに、皮膚科学に基づく洗浄研究を100年以上も続けてきました(図6)。
乾燥肌を意識する現代人に、何を提案するべきか――。その課題に対し、花王が新たに提案するのが「まさつレス」な洗い方。「まさつレス」な洗い方は、130年の研究・開発の末にたどり着いた、花王の答えなのです。
現代人のカサつきがちな肌に。
洗いすぎない高潤滑処方。超微細な泡が肌の上をなめらかにすべり、こすらず汚れを吸い上げます。
肌の保水力を保って洗い、みずみずしい健康素肌に。
花王と博報堂が実施したアンケートによると、新しい生活様式がスタートする中で84.2%の人が「身体(手指を含む)を洗う」ことへの意識が高まったと答えています。
また、「しっかり汚れを落としたい」という気持ちが高まり、お風呂時間はこれまでよりもさらに「汚れを落とす時間」ととらえる傾向にあることが分かりました。一方で、「できるだけやさしく洗いたい」というニーズも高まりつつあります。
これからの時代、ボディウォッシュには「より高い洗浄効果」と「さらなる肌へのやさしさ」が求められるといえるでしょう。