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第2回「新しい石けんで迎える新しい年」

久しぶりに帰った実家のお風呂で、
懐かしい香りに、ほっと安らいだり。
おうちで入る、いつもの風呂でも、
まっ白な泡に包まれて、新しい気持ちになれたり。
あなたと石けんの心温まるエピソードを
ぜひ、お聞かせください。

第2回発表ページへ

Sample essay

除夜の鐘を聞きながら

家族と帰省した。実家で年を越すのは何年ぶりだろう。懐かしい地元のしめ飾り。きれいになったガラス戸。そうそう、栗きんとんのお芋を裏ごしするのは私の係だったな。今日は長女もお手伝い。何だか嬉しそう。

「この歌手が出るのはもうちょっと後だから今のうちにお風呂、お風呂」大慌てでお風呂に向かう子どもたち。「じゃあ次は僕が」遠慮がちに言う夫。すっかり眠そうな母を「先に入って」と促して、さて、1年最後のお風呂に入ろうか。いや、もう12時を過ぎているから最初か?

お湯の中で、遠くにうっすらと鐘の音を聞きながらふと気づく。あ、新しい石鹸がおろしてある。カドがくっきりしていて、触ると真ん中のマークのレリーフがはっきりわかる。子どもの頃大好きだったおろしたての石鹸。お母さんありがとう。やっぱりこれは新しい年最初のお風呂だね。今年もどうぞよろしくね。いい年になりますように。

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