植物性ステロールを含むジアシルグリセロールを主成分とする食用油に関するご質問
Q1.ジアシルグリセロールの原料は何ですか?
Q2.カロリーは?
Q3.植物性ステロールとは、どのような成分ですか?
Q4.酸化・劣化のしやすさは?
Q5.料理に使うと? 調理性は? 風味は?
Q6.どのような料理に使えますか?
Q7.製造方法は?
Q8.加熱調理でコレステロールを下げる効果は変わりませんか?
Q1.ジアシルグリセロールの原料は何ですか?
| A1. | ジアシルグリセロールの原料は大豆油と菜種油です。 |
Q2.カロリーは?
| A2. | 約9kcal/gです。ジアシルグリセロールのカロリーや吸収率は、トリアシルグリセロールと変わらないので、ジアシルグリセロールの体脂肪になりにくい働きは吸収後の代謝の違いによるものと考えられます。 (Taguchi H. et al., Lipids, 36, 379-382, 2001) |
Q3.植物性ステロールとは、どのような成分ですか?
| A3. | 植物性ステロールは、野菜、豆類、穀物などに含まれる植物由来の脂質成分であり、β-シトステロール(主成分)、カンペステロール、スティグマステロール等の混合物です。一般に日本人(成人)は、一日に平均して約 200~400mg程度の植物性ステロールを摂取しています。植物性ステロールはコレステロールととてもよく似た化学構造をしています。そして小腸でのコレステロールの吸収を抑え、血中コレステロールを下げる作用が古くから知られています。植物性ステロールは体内にはほとんど吸収されずに排泄されます。 |
Q4.酸化・劣化のしやすさは?
| A4. | 保存による酸化および加熱調理における劣化については市販のサラダ油と同等です。 |
Q5.料理に使うと? 調理性は? 風味は?
| A5. | 調理性、風味とも一般のサラダ油と同じようにお使いいただけます。さっぱりと胃もたれしない軽い食感が特長です。 |
Q6.どのような料理に使えますか?
| A6. | 揚げ物、炒め物、ドレッシング等、今までの食用油と同等に使用できます。 ドレッシングの場合は酢と混ざりやすいのでマイルドで美味しく仕上がります。マヨネーズの場合は作り方にもよりますが、この油の特性上、普通のサラダ油と比べるとやや作りにくいかもしれません。 ジアシルグリセロールは一般のサラダ油に比べて泡を消す力が強いので、シフォンケーキを作る場合にはメレンゲの泡が消えて膨らみにくくなることがあります。 その場合は小麦粉に対して重量比3%を目安にベーキングパウダーを加えてください。 |
Q7.製造方法は?
| A7. | ジアシルグリセロールは植物油、動物油を問わず、ほとんどの食用油に数%含まれている油脂成分ですが、それを濃縮しているわけではありません。大豆油や菜種油を原料に、酵素(リパーゼ)を利用することによってジアシルグリセロールを製造しています。そこに天然の植物性ステロールをさらに配合しました。 |
Q8.加熱調理でコレステロールを下げる効果は変わりませんか?
| A8. | 実際の調理における温度範囲では、ジアシルグリセロールと植物性ステロールは安定で、ほとんど分解しませんので、効果は変わりません。 |
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