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犬のなんでも相談室

 

散歩のしつけ

"犬嫌い"を直すには?

7カ月のパピヨンのメスです。以前は、犬も人間も大好きで、明るく元気な人なつっこい犬でした。ところが、6カ月のとき、散歩で出会った発情期中の気の荒いダックスに追い掛け回されてからというもの、犬の鳴き声が聞こえただけでも、反対方向に行ってしまうようになりました。犬の姿を見ただけでも、SOSの眼差しで助けを求めてきます。毎日、散歩に行き、ワンコ友達を作ってあげたくても逆効果のようです。このような場合、元の自然なワンコ大好きの犬に戻すにはどうしたらよいのでしょうか。

他の犬を避けたままだと、本当の「犬嫌い」に

 このようなケースは、たとえば、子どもが自転車に乗っていて転び、しばらく自転車に乗るのを嫌がるのと同じような、犬としてごく自然な反応で、ふつう、その後、少しずつ他の犬と仲よくなっていくようになります。
 けれども、愛犬が他の犬と接触しないままにさせていれば、外出が苦手になったり、本当の「犬嫌い」になる可能性があります。飼い主さんが、愛犬の他の犬に対する過剰な反応を、いかに取り除いてあげるかがポイントになります。

無理せず、あきらめず、一歩ずつ

たとえば、お知り合いの犬たちのなかで、これまで仲よく遊んでいた、おとなしいワンちゃんの近くに連れていって、愛犬が少し尻込みしたり、SOSの眼差しを送っても、知らないふりをして、犬同士の関係のなかに割り込まないことが大切です。
 ときには、飼い主さんのほうが他の犬たちに過剰反応し、愛犬がそれを見習うこともあります。でも、無理にぐいぐい愛犬を相手のワンちゃんのほうに押し出したりすると、逆効果です。とにかく、愛犬の性格を考えながら、一歩ずつ、無理せず、あきらめず、犬同士の関係をつくり直すことを心がけてください。

(回答:獣医師 どうぶつ行動クリニックFAU(ファウ) 尾形庭子先生)
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