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散歩に出ると吠える8カ月のミニチュアダックス(メス)です。部屋の中ではとても静かでおりこうなのに、ひとたび散歩に出ると、来る人、来る犬に吠えまくります。一時期、あまり吠えないときもあったのに、今は吠えまくります。ダメと鼻頭を思いきり叩いていますが、効きめがありません。散歩に出るのが嫌になってきています。どうしたらよいのでしょうか。しつけの失敗でしょうか。(東京都町田市 メル山さん) |
外で人や犬に吠える。これには、2つのケースが考えられます。ひとつは、犬がとても怖がりであるという場合。もうひとつは、犬自身が飼い主よりも上の立ち場にあると思い込み、飼い主を守ろうとがんばってしまう場合です。
この2つには、吠え方に違いがあるので、犬の様子をよく見てみましょう。怖がりな犬は自分ではあまり動かず、たいがいは尾を下げて、うなり声をあげてから吠えます。一方、飼い主を守ろうとする場合には、尾を上げるなど、体を大きく見せるような姿勢で吠えかかります。
いずれの場合も、叩くのはよくありません。とくに、怖くて吠えているのに、さらに痛い思いをしてしまっては逆効果です。このようなときには、怖がっているものを、犬が過剰に反応しない距離まで遠ざけたり、抱き上げて視線をさえぎったりして、落ち着いたら誉め、徐々に慣らしていくようにしましょう。
また、このとき、大好きなおやつやドッグフードを与えるのも効果的です。恐怖や緊張を感じているときに、うれしい楽しいことが同時に起こるようにすることで、だんだんと怖いことから楽しいことへと、気持ちをかえてあげることができます。
次に、飼い主を守ろうとしている場合ですが、これには何よりも、飼い主自身が犬のリーダーになることが大切です。ふだんの生活の中で、犬がご飯の時間や散歩の時間になったら吠えて催促したり、おもちゃを取り上げると怒ったり、ブラッシングさせてくれなかったりということはないですか。犬が吠えて催促したことを聞いてあげているとしたら、あなたは犬の命令に従ってしまっています。
このほか、夜、一緒のふとんで寝たりしていませんか。犬の世界では、一緒の床に寝るというのは、同等であるということ。飼い主をリーダーだと思わない原因となってしまいます。
まずは、犬のいいなりになっていないか、日常生活を見直してみてください。飼い主がリーダーになれば、犬は飼い主によってつねに守られているのだと感じ、安心できます。その安心感があれば、自分の身を守るために吠える必要がなくなります。また、飼い主はリーダーになってはじめて、犬を叱ることができるのです。
今回のケースに、このアドバイスが当てはまっているかどうかわかりませんが、飼い主が強さとやさしさを兼ね備えたリーダーとなり、信頼関係を強化することで、解決につながることがよくありますので、メル山さんも愛犬のリーダーとなるよう、日頃から心がけてみてください。
なお、散歩に出るのが嫌になってきているとのことですが、まずは練習だと思って、人や犬の少ない時間やコースに、散歩を変えてみてはいかがでしょうか。少しずつでも、外に出るのが楽しくなるようにがんばってみてください。
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