初めが肝心! トイレトレーニングの基本
トイレのしつけは、室内で愛犬と快適に暮らしていくためにとても大切なこと。子犬のうちにしっかり教えておかないと、いつまでたっても「部屋中がトイレ」という悲惨な状況になりかねません。
室内のトイレの場所を覚えさせるには、子犬が家にやってきた最初の数日が肝心です。子犬が落ち着けるようにケージや段ボールを用意し、初日はその中に子犬を入れて、最初のオシッコをしてから部屋に入れるようにします。そのとき、ケージの中に事前にその子犬のニオイをつけたトイレシーツなどを入れておけば、自分のトイレの場所が確認しやすくなります。
サインを見逃すな! トイレのタイミング
生後2カ月前後の子犬は、オシッコをあまり長時間我慢できません。そわそわして床のニオイをかいだり、クルクル回ったり、しゃがみこんだら、トイレに行きたいサインです。また、寝起きや食後、運動の後もトイレのタイミングです。オシッコの頻度は、子犬ではだいたい2~3時間おきですから、タイミングを見計らってトイレに連れて行きます。犬がなかなかしなくても焦らずに、根気よく排泄するのを待ち、ちゃんとできたらたっぷりほめてあげましょう。
最低1週間、一度も間違えずに自分のトイレでオシッコやウンチができるようになるまで気を抜かず、しっかり世話をしてあげてください。
失敗しても叱らないで! そそうのときの対処法
犬がトイレを失敗しても、騒いだり叱ったりしないでください。飼い主が騒げば注目されることがうれしくて、ますますトイレ以外の場所でするようになるし、叱られれば排泄自体が悪いことだと思って、飼い主に隠れてするようになることもあります。現行犯でしている最中ならば、大きな声で排泄を中断させ、抱き上げてトイレに連れて行き、できたらほめます。
そそうの痕跡を見つけたら、犬に声をかけずに冷静に後始末をします。ニオイが残っているとまたその場所でする可能性もあるので、きれいにふき取ります。床や家具にそそうした場合は、オシッコをふき取った後に、「かんたんマイペット」などの住居用洗剤でニオイを取り除きます。カーペットへのそそうは、乾いた布かティッシュで吸い取ってオシッコの広がりを防いでから、水で絞ったタオルで押すように拭き取ります。次に「かんたんマイペット」をタオルにスプレーして押すようにして何度か拭き、お湯で固く絞ったタオルで拭きます。
もし、成犬が突然、トイレ以外の場所でするようになったら、行動や健康面でのトラブルが考えられます。原因を突き止め、それに見合った対策をとる必要があります。
号令に従って排泄する習慣が身につくと、なおヨシ
子犬のときに、トイレで「ワン・ツー」と声をかけてから排泄できるようになると、排泄の無用なトラブルを防ぐことができます。これは、盲導犬のトレーニングなどで行われている方法で、号令に従って排泄できるようになると、自宅での生活だけでなく、よそのお宅を訪問したときや、旅行に行ったときなど、必要なときに必要な場所で排泄させることが可能になります。また、散歩の前に自宅で排泄させる習慣ができれば、近隣でのウンチトラブルも減ります。