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愛犬と暮らす生活事典

 

犬学

犬のからだのしくみ-2

犬の「歯」も、永久歯に生え替わる

 犬の歯にも、人と同じように乳歯と永久歯があります。乳歯は28本で、生後2~3週から生え始め、6週頃には生え揃います。その後、3カ月齢頃から永久歯への生え替わりが始まり、5~7カ月齢の頃には上あごに20本、下あごに22本、合計42本の永久歯が揃います。
 本来は肉食動物だった犬の歯は、犬歯(牙)は鋭く、臼歯も肉を引き裂けるように山型になっています。口の中に食べ物を入れた後は、よくかまずに丸飲みします。

ハアハアと「舌」で体温調節

 暑いとき、人は全身に汗をかくことによって体温調節をします。けれども、犬には肉球(足の裏と指の間)にしか汗腺がなく、発汗による体温調節ができないので暑さが苦手です。犬は汗をかく代わりに、だらりと舌を出して、「ハアハア」と激しく呼吸すること(「パンティング」と言います)で、唾液を蒸発させて熱を体の外に放出します。
 また、土に穴を掘って体を埋めたり、ひんやりした床やコンクリートの上に腹這いになったりするのも、腹部を冷やして体温を下げようという暑さ対策です。

「被毛」は季節によって衣替え

 犬は寒い地方原産の種類が多いため、一部の犬種を除いて、被毛には保温性の高い下毛(アンダーコート)と、防水性の高い上毛(オーバーコート)の2種類があり、1つの毛穴から、1本の長い上毛と数本の下毛が生えています。
 犬の毛も一定のサイクルで生え替わっていますが、そのサイクルは日照時間と気温に左右されます。屋外で過ごす時間が長い犬では、日照時間が長く暖かい春になると、冬毛が抜けて夏毛に衣替えします。しかし、室内飼育の場合は電灯という人工の光を浴びている時間が長く、気温の変化も乏しいため、季節に関係なく1年中、毛が生え替わる傾向があります。
 また、被毛には皮膚の乾燥を防いだり、細菌感染や外傷から皮膚を守ったりする役割もあります。

知的能力・身体能力

 犬はとても感情豊かな動物で、学習能力も高く、いろいろなことを理解します。犬の脳と人の脳を比べてみると、人でとくに発達している記憶や思考を司る大脳新皮質の部分に違いがあるものの、情動をつかさどる基本の大脳辺縁系にはあまり違いはありません。犬の認知力や問題解決能力は、人の2歳児程度とも言われています。
 また、野生時代に獲物を追いかけ追いつめる狩りをしていた犬は、長く走る能力に優れています。ジャンプ力も備えていて、幅跳びが得意ですが、かといって高く飛び上がれないわけではありません。助走をつければ、自分の体高の約3倍の高さまで飛び上がることができると言われています。

→ 犬のからだのしくみ 01 | 02 |
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