完全室内飼いで、食事の与え方に工夫を
蝶や昆虫、鳥を捕まえて家に持ち込み、さらに食べてしまうということですね。まず、昆虫や鳥を捕まえてくるということは、自由に外に出ているということでしょうか。狩りをする狩猟動物は、生まれたときから狩りをする能力を秘めており、目の前をさっとすり抜けるものがあると、ほぼ反射的に口が出たり、手を伸ばして捕獲しようとします。しかしながら、捕獲したものを食べものと認識するかどうかは、誕生後学習することで変化します。すずめや昆虫を捕まえ、飼い主の前に持ってきて、見せびらかすのに食べようとしないというのは、このためです。ただ、愛猫はとってきた獲物を食べているようなので、外の世界に行っているときに、他の猫たちからこれらの獲物を食べものであると教わったのでしょう。外に出ている限りはこのことをやめさせることはできないと思いますが、まったく室内で生活をしていれば、猟をしてくることはなくなると思います。ただし、もし完全室内飼育とされる場合には、食事を1カ所で与えるのではなく、狩猟能力を満足させるような与え方、たとえば高い棚の上、隠れたボードの後ろ、お皿を穴のあいたペットボトルに代え、転がさなければ出てこないようにするなどの工夫が必要でしょう。