時間をかけて忍耐強く慣らすことが必要
この猫は親も野良猫で、えさをあげてもはじめは口にしなかったのでしょうか。もし、何代にもわたって野良猫で、すでに成猫となっていれば、屋内飼育にした場合、ストレスがゼロというわけにはいきません。しかし、1年かけて慣れてきたのであれば、時間をかければ可能と思われます。まずご自身が、その猫を一生面倒見る覚悟があるかを確認してください。外猫としてえさを食べていれば、どこかで排泄をしており、ご近所に何らかの迷惑をかけているはずです。また、交通事故や様々な危険もあるでしょう。室内飼育にするためには、現在いる自分のテリトリーを捨て、新しい環境に慣れなければなりません。かなりの時間と忍耐が飼う側にも飼われる側にも要求されます。
はじめはトイレと食事、気晴らしのためのおもちゃなどをいれたケージに入れます。トイレの中には、これまで排泄をしていたと思われる場所の土や木を入れておきましょう。この環境に慣れてきたら、少しずつ行動できる範囲を広げていきます。慣れる時間は個体により違いますが、焦らずじっくりと時間をかけるのがよいでしょう。
可能であれば家に入れる前に、動物病院でノミや寄生虫がいないか便検査を受け、ワクチンやノミ駆除、消化管内寄生虫の駆除を済ませておきましょう。