猫を叱るより、飼い主さんが対策を考えよう
解決策を考える前に、まず、何のために猫と暮らしているのかをもう一度考えてみてください。家中を荒らされて困るというだけならば、大きな猫用ケージを購入して、その中で生活をさせれば、荒らされて困ることはなくなるはずです。
しかし、せっかく愛情をもって飼い始めたのですから、飼い主さんの不在中、猫ができるだけ快適に暮らせるように考えてあげませんか。
猫は単独行動ができる動物ですので、それほど広い部屋でなくても、狩猟能力を満足させるような工夫のある遊びと運動ができ、安心できる寝床があれば、閉鎖された空間でもある程度満足できると考えられています。電池式でランダムに動くおもちゃや、キャットタワー(猫は上下運動を好みます)、居心地の良いベッドなど猫のための環境を整えるさまざまな道具が販売されています。いろいろ試して、不在中の生活が心地よいものになる工夫をしてあげてください。
猫とのスキンシップの時間を作る
寂しさからくる行動ではないかと感じるところがあるようなら、猫のために時間を作ってあげることも必要です。夜寝る前の少しの時間を利用して、あるいは休日にはたっぷりとおもちゃで遊んであげるなど、猫とのスキンシップを図ってください。
もし環境など事情が許すなら、猫をもう1頭迎え入れて、猫同士で遊ばせるというのも一つの方法です。ただし、これには猫同士の相性もあり、もし相性が合わなければ、猫にとっても飼い主さんにとっても大変不幸なことになってしまいますので、慎重に考えた方がよいでしょう。
いずれの方法をとるにせよ、まずは落とされそうな物や壊されて困る物は片付けておきます。
叩いて叱っても猫には理解できませんし、決して解決にもなりません。