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猫に関するよくあるご質問

 

生活全般

赤ちゃんと一緒に暮らす

今月、妹が出産、11月には私が出産します。家猫(3歳のメス)が、赤ちゃんと母親の部屋に入らないように、柵のようなものを用意する予定です。ただ、猫がうんちをしたすぐ後、お尻がかゆいのか、絨毯の上にお尻をこすりつけて、10cmくらいお尻歩きをします。絨毯にバイ菌がついてないか気になります。そういったことのために、絨毯には掃除機以外に、なにかした方がいいのでしょうか。(宮城県登米郡 まーみさん)

赤ちゃんが生まれる前から対策を。

 家族のメンバーとして赤ちゃんが増えたとき、猫は、人間の子供や犬のように、ヤキモチから問題行動を起こすことは少ないようです。しかし、赤ちゃんが生まれたとたん、猫の行動範囲を制限したり、厳しく叱ったりすると、赤ちゃんに対する印象も悪くなってしまいますし、ストレスから問題行動を起こす可能性もあります。
 もし、赤ちゃんの寝室に猫を入れたくないなら、赤ちゃんが生まれる前から、その部屋には入れないようにしておきましょう。また、赤ちゃんが生まれると、とても忙しくなってしまうと思いますが、短時間でも、これまでと同じように、猫と接する時間をつくってあげてください。その方が猫も安心しますし、ストレスも軽減できるでしょう。

きちんと絆が結べるまでは気をつけて。

 猫が赤ちゃんに攻撃行動をとることは稀ですが、まったくないわけではありません。赤ちゃんが転んだりして、ギャーッと泣いたことが恐怖となって、攻撃してしまったり、縄張りを守るための攻撃行動が起こったりすることもあるようです(縄張り行動は、去勢・避妊手術によって、ある程度抑えられます)。
 よくあるのは、猫が赤ちゃんの上に乗ってしまうということです。とくに子猫の場合は、赤ちゃんの口のまわりのミルクのにおいに反応して、なめたり、かんだりすることがあるようなので、注意が必要です。
 また、赤ちゃんの泣き声は、猫の鳴き声に似ているため、それに反応する猫もいるようです。ある程度落ち着いた年齢の猫は、自分から赤ちゃんにちょっかいをかけることはありませんが、悪気はなくても、赤ちゃんが猫のしっぽや体をつかんで、びっくりした猫がひっかいたりということは起こりえますので、お互いに慣れて、きちんと絆が結べるまでは大人がよく見ていてあげましょう。

お尻をこすって歩く原因は?

 まーみさんの愛猫は、お尻をこすって歩くとのことですが、肛門周囲のかゆみや痛みが原因かもしれません。肛門腺に分泌物がたまっていないでしょうか。肛門腺というのは、肛門の両脇にある肛門嚢という袋状の部分で、悪臭を放つ分泌物がたまることがあります。通常は、便と一緒に排泄されますが、細菌による感染や炎症、分泌物の停滞が起こると、肛門部分に不快感を感じて、しきりになめたり、床にこすりつけて歩く動作をしたりするようになります。肛門嚢に膿汁がたまってしまったのを放っておくと、皮膚を自壊して、穴があいてしまう恐れもあります。
 ただし、このお尻をこすって歩く動作は、犬ではよく耳にしますが、猫ではあまり見かけないので、単純に肛門腺の問題ではないのかもしれません。下痢や便秘はしていないでしょうか。そのせいで残存感があるのかもしれません。また、肛門周囲の皮膚炎なども考えられます。いずれにしても、動物病院で一度チェックしてもらうことをおすすめします。
 また、まーみさんがご心配されているように、お尻をこすりつけた後の絨毯には菌がついている可能性があります。消毒用アルコールや住居用洗剤(マイペットなど)を使って、ぞうきんで拭き掃除をしましょう(アルコールや洗剤を使うと、絨毯が色落ちすることがありますので、隅の方で色落ちしないか試してからお使いください)。

ノミ、条虫は、徹底的に駆除を。

 愛猫の体に、ノミは寄生していませんか。ノミがいると、お腹の中に条虫という虫が寄生していることが考えられます。条虫は、ノミが媒介となって、動物に寄生し、人間の子供にうつる可能性があります。
 ノミがいるときは、まず猫の体についているノミの駆除を行ってから、部屋の中をよく掃除してください。ノミの卵は、絨毯や畳の目、家具のすき間に入り込んでいることが多いので、ダニアースパウダーをまいて、掃除機をていねいにかけましょう。
 また、猫の体にノミの成虫が見られなくても、寄生していることがありますので、全身の毛をかき分けて、よく見てください。もし、体に黒いツブツブがあったら、ティッシュペーパーに乗せて、水でぬらしてみましょう。ジワジワと赤いものがしみでてきたら、それはノミの糞なので、寄生している証拠です。かかりつけの動物病院で相談して、ノミと条虫の駆除をしましょう。

(回答:ACプラザ苅谷動物病院 市川橋病院 獣医助手 大石 節子さん)
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