眠れないほどなら、一度診察を
動物病院では、長毛種でグルーミングを嫌がり、毛玉だらけになってしまった猫たちをサマーカットにすることが良くあります。また、夏に、あまりにも暑そうなので私自身のヒマラヤンも毛をカットしたことがありますが、尾を気にすることはありませんでした。ただ、犬でもプードルなどバリカンをかける犬種では、グルーミング直後に数日間お尻や尾を気にしてこすっていることがよくあります。まして猫の場合は「普段と違う」ことに敏感に反応するコも多いので、トリミングによる違和感がストレスになっている可能性はあると思います。
しかし眠れないほどというのは、何かお尻の周辺に異常があることも疑われます。バリカン負けをして痛みを感じているのかもしれないので、皮膚が赤くなったりしていないかチェックしてみてください。また肛門の周囲や付け根が、赤くなったり、浸出液が見られたりしませんか? 猫でも肛門嚢腺の化膿を起こすことがあり、お尻を痛がることもあります。いずれにしても、一度、動物病院で診察を受けることをおすすめします。
もしお尻や尾の皮膚に全く異常が無い場合は、刈られた部分の皮膚に直接床が触れる感触に違和感があるのかもしれません。猫ではストレスに感じているか、いないかを血液検査のパターンで判断することもできますので、調べてみると良いでしょう。違和感については、猫ちゃんがその状態に慣れるのを待つことになりますが、床の素材を柔らかいものにしてみて下さい。眠れないほどストレスに感じているようならば、不安をとってあげるために、鎮静効果のある飲み薬を与えてみるのも良いでしょう。
神経質な猫ちゃんのようですから、今後はサマーカットは避けたほうがいいかもしれませんね。猫は犬ほど暑さに弱くありませんので、グルーミングに慣れさせ、ブラッシングでしっかり脱け毛を取り除いてあげるようにしましょう。