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猫に関するよくあるご質問

 

その他 健康管理

高齢期の歯石除去

3~4年前から口臭があり、予防接種などの際に診ていただいているのですが、先生からは「気にすることはない」と言われています。現在も、血がにじみ、歯にも歯石のようなものがつき、全体的に黄ばんでいます。時々抱っこして、綿棒で歯石を取ろうとするのですが、固まっていて取れず、歯ぐきから血が出ます。飼い始めの3カ月ころから、缶詰のペットフードが多かったせいとも言われていましたが、今後はどうしたらよいのでしょう。全身麻酔で歯石を取る方法もあるそうなのですが、高齢なのでやめたほうがいいのでしょうか。

症状が悪化すれば、水も飲めなくなる

 猫は、口の中を気にするので、歯石があり、歯周病や口内炎などで口の中が痛むと、食べ物を口に入れても、すぐ吐き出したりして、食欲がなくなってしまいます。症状がひどくなると、とても痛くて、食べ物ばかりでなく、水などの飲み物も飲むことができなくなり、衰弱してしまいます。また、口の中で繁殖する細菌が歯肉から体中にまわり、心臓弁膜症や肝炎、腎炎、膀胱炎などを引き起こすこともあります。
 すでに口臭がして、出血もあるとのことですから、歯肉炎がひどく、化膿している可能性があります。手術で歯石を取ったり、抜歯したりするなどの処置をして、口の中の病気を早く治したほうがいいと思われます。

健康状態がよければ、高齢でも手術は可能

 高齢で麻酔が心配とのことですが、現在は麻酔技術も進歩し、安全な麻酔薬も開発されてきましたので、健康状態がよく、事前に血液検査やレントゲン検査、心電図検査などをして、体の機能に問題がなければ、15歳でも麻酔をかけることは可能です。
 高齢期でも、口の中の病気がよくなって食欲が回復し、元気になった猫たちも多いので、かかりつけの動物病院でよく相談なさってください。

(回答:ルカ動物病院院長 江原郁也先生)
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