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猫に関するよくあるご質問

 

病気

猫エイズの感染について

我が家には室内飼いの1歳1カ月(去勢、予防接種済)と6カ月(予防接種済)の2匹のオス猫がいます。どちらも外猫の子を生後1カ月半くらいの時にもらってきたのですが、最近6カ月の方に下痢が続き、検査したところ猫エイズ(おそらく母猫から感染)と言われました。今は下痢もおさまり、少し痩せ気味ですが元気です。1歳1カ月の方は同じ検査で陰性でした。2頭は今までもとても仲が良く舐め合ったりしていて、大きい方にうつらなかったのは運がよかったと言われました。2頭を分けて飼うことは難しいので、アメリカにあるという予防ワクチンをなんとか陰性の猫の方に接種させたいのですが、どうにかならないでしょうか。(こいずみさん)

再検査し、インターフェロンの治療も受けてみては?

 猫のエイズウイルスは猫白血病ウイルスと異なり、エイズを持っている猫と、血と血が混じり合うような直接的な接触がなければ、感染は起きないと考えられています。生後1カ月半から外に出ていないとすると、今回のエイズ検査陽性は、今後も陰性となる可能性は低いですが、2−3カ月後に再度検査を受けることと、インターフェロンの治療を受けてみる価値はあると思います。

ワクチンについて。

 ご相談内容にあるワクチンは、米国とアジアの2種類のウイルスを不活性化した「不活化ワクチン」で、2002年3月に米国農務省(USDA)から販売を許可され、8月にフォートダッジ アニマル ヘルス (Fort Dodge Animal Health)からFel-O-Vax FIVという名で発売されました。フォートダッジアニマ ヘルスによれば、ワクチンの有効率は84%で、ワクチンは最初に3回接種して以降は年1回接種。接種を受けられるのは生後8週の子猫から効果があるということです。が、現時点で日本での接種は出来ません。ワクチンの効果もまた100%ではありませんので、やはり感染の機会をなくすことが最良の方法です。陰性の猫に関しては、できることなら住む場所を分けて暮らすのがもっとも良いと考えられます。
 ただ猫エイズは、発見された当初は治療方法もなく、免疫不全を起こして様々な病気を併発するため短命と考えられていましたが、最近では屋内飼育100%で、体調の変化に素早く気づき、速やかに対症療法を行った場合、天寿を全うできると考えられています。別々に飼うことが難しいようですので、月に1回は身体検査を受け、健康管理をしてください。

(回答:苅谷動物病院 市川橋病院 院長 内田 恵子先生)
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