よほどのことがないと、猫は荒い呼吸をしない
猫は呼吸に予備力があるので、かなり呼吸がしづらくならないと、犬のようにハァ、ハァ、口をあけて荒い呼吸をすることはあまりありません。そんな場合は、心臓病などの重い病気がひそんでいることも考えられます。
熱射病の心配をされていますが、熱射病なら42℃や43℃など、体温が高くなることが多くなります。体温が高くなかったのなら、熱射病の可能性は少ないかもしれません。もっとも太っている猫の場合、厚い皮下脂肪が断熱材となって、体の表面は熱くなくても、熱が体内にこもり、熱射病のような症状になるケースもあります。ただ、留守中の室内の気温や風通しの状態など詳しいことがわかりませんので、実際に熱射病だったかどうかはご相談からだけでは判断できません。
一度、動物病院で検査を
もし、心臓病、たとえば肥大型心筋症などの場合、夏場、気温が高くなるだけで、あるいは若干のストレスがあったり、少し走りまわったりしただけで、心臓に大きな負担がかかり、呼吸が荒くなることがあります。
猫のなかには遺伝的に心臓病になりやすい種類もありますし、肺炎などの胸の病気にかかっていることもないとはいえません。一度、動物病院で検査をしてもらったほうがいいかもしれません。