感染する可能性はほとんどない
15年も生活をともにされた愛猫を亡くされた悲しみ、お察し申し上げます。新しい猫を飼うことは、早く悲しみから立ち直るために大変効果があることです。
新しい猫を飼うことは不可能なのでしょうかというご質問ですが、飼うことは可能です。ウイルスの種類により、その感染経路、感染源、体外に出たウイルスの生存期間は異なります。感染が成立するのは、動物間の直接伝搬や排泄物を直接摂取するケースがほとんどです。
壁や床などに尿が飛び散って、乾燥してこびりついていたとしても、大量にウイルスを含んでいる部分を執拗になめない限り、新しい猫がここから間接的に感染する可能性はまず考えられません。
新しい猫を迎えるときの注意点は?
愛猫を感染症で亡くされた後、新しい猫を導入する時の注意点としては、
●亡くなられた猫が使用していたベッドや毛布などを処分する。
●食器や使用していたトイレは、次亜鉛素酸(塩素系漂白剤)の
希釈液に数日間つけて消毒をする。
●可能であれば、屋内を希釈した消毒剤で隅々まで消毒する。
ということです。亡くなった愛猫が土を掘っていて外に出ていたのだとすれば、新しい猫は完全屋内飼育とされることをおすすめします。
なお、伝染性腹膜炎、コロナウイルスに関しては、「その他 健康管理」の項の「下痢が数カ月続いている」でお答えしていますので、そちらも参考になさってください。