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猫に関するよくあるご質問

 

食事

高齢で食事を受けつけない

19歳のシャム猫(メス)です。かなりの老齢で、牛乳以外、受けつけなくなりました。でも、牛乳だとお腹をこわすので、たまに下痢をします。赤ちゃん用の粉ミルクを与えても、飲んでくれません。この状態になってから、急に衰えてきて、歩くのもよろよろしながらです。何かいい方法はないでしょうか。また、口がとてもくさく、ちょっと口を開けただけでも1m先までにおってきます。老衰ではなく、何か病気にかかっているのでしょうか。この状態が続くと、あと何日ももたないような気がして、気が気ではありません。どうかよいアドバイスをください。(兵庫県川西市 ミーアさん)

1日も早く動物病院で診察を受けて!

 猫の19歳は、人間の年齢に換算すると、89歳くらいに相当します。外観の衰えだけでなく、臓器の機能低下がさまざまな部分で起きていると考えなければなりません。固形物が食べられず、流動食としての牛乳を摂取していたようですが、牛乳は草食獣の栄養なので、肉食獣の猫では分解できない糖を含み、脂肪分も高いので下痢の原因ともなります。できることならば、血液検査や尿検査を受け、肝障害、腎障害が疑われるのならば、これらの機能障害をサポートしてくれるような処方食を与えることをおすすめします。
 ちょっと口を開けただけで悪臭が漂う場合は、口の中の疾患(歯槽膿漏、重度の口内炎)を持っている可能性があります。また、腎障害で高窒素血症となっている場合、口の中からアンモニア臭がします。ミーアさんの愛猫のように、食事も水も摂取できないと、腎臓から老廃物を排泄できないばかりか、尿を濃縮することもできず、多尿となり、脱水症状を引き起こし、口の中の毒素が濃縮されて、口の中はひどい状態になっていると思われます。
 検査をしないままあきらめてしまわずに、とにかく1日も早く動物病院で診察を受け、適切に治療を受けるべきだと思います。

自宅でも、歯垢を落とすお手入れを。

 腎不全や肝不全、循環器などの障害が見つかれば、これらの治療を、また、口の中の疾患があっても、歯科治療ができない場合は、対症療法が受けられます。口の中の細菌感染については、抗生物質を投薬します。必要に応じて、痛み止めや消炎剤を併用する方法もあります。
 また、現在、着いている細菌(歯垢)を少しでも落とすために、自宅でも、ガーゼ、液状歯磨きを使って歯磨きをしたり、口の中を消毒したりすることをおすすめします。口の中の消毒には、オキシドール、ヒビテン、イソジンを希釈して使用する方法があります。これらは、口の中の悪い細菌、カビ、ウイルスなどを殺菌するのに有効とされています。カット綿に含ませて、口の中の粘膜をぬぐったり、洗浄瓶やポンプを使って洗浄したりするとよいでしょう。痛みのあるときには、擦ると痛いので、注意しながら、やさしく消毒してあげてください。
 歯磨きの方法について詳しくは、かかりつけの動物病院でご相談ください。

(回答:ACプラザ苅谷動物病院 葛西橋通り病院 獣医助手 大石 節子さん)
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