猫のいる暮らしのイメージトレーニング
猫と暮らしたいと思ったらいろいろな準備が必要ですが、一番大切なのは飼い主としての「心の準備」です。まずは、猫のいる暮らしがどういうものなのかをイメージしてみてください。
猫は健康ならば10年以上、もしかすると20年近く生きることもあります。その間に引っ越しをしたり、暮らし方が変わったりすることもあるかもしれません。10年経てば、自分も確実に年を取ります。一緒に遊んであげる時間も必要です。時には病気になって、動物病院で治療を受けることもあり、それなりの手間やお金もかかります。そして、家族の一員としてたっぷり愛情を注ぎ、悲しい最期の別れのその時まで、しっかりと世話をしなければなりません。
愛猫の幸せは飼い主次第で決まります。そして、愛猫が幸せであってこそ、飼い主も幸せに暮らせるのです。自分が本当に責任をもって、猫と暮らしていけるかどうか、どんな飼い主になれるのかを、まずはじっくり考えてみてください。
猫と暮らす前のチェックポイント
猫も飼い主もお互いに、幸せにそして快適に暮らしていけるように、猫を迎え入れる前に、猫がいる暮らしについてのプランを立てましょう。
【ライフスタイル】
集合住宅か一戸建てかどうかなどの住まい環境、小さな子どもの有無などの家族構成、一人暮らしや共働きで留守がちかどうかなど、自分のライフスタイルに合った猫を選択することが大切です。
【誰が世話をするか】
猫と暮らすには、食事、トイレの掃除、お手入れ、一緒に遊ぶなど、さまざまな世話が必要です。家族の中に責任を持って世話をできる人がいるか再確認しましょう。猫を飼いたいと子どもが求めたとしても、最終的な責任は親にあるということもお忘れなく!
【家族は賛成しているか?】
猫を家族の一員として迎えるのですから、家族全員の同意と協力が必要です。反対している人がいれば、猫も幸せにはなれません。
【近隣への配慮】
集合住宅や密集した住宅地では、トラブルを避けるためにも近隣への配慮は欠かせません。近隣のペットトラブルの主な原因は、鳴き声、ニオイ、抜け毛です。いずれも、飼い主の心がけ次第で防げることであり、猫の場合は、完全室内飼育で外出をさせなければ、ほとんどトラブルになることはありません。普段からご近所づきあいを円満にしておくことも、トラブル回避につながります。
【猫にかかる費用】
ケージや食器、トイレ、首輪など、猫を迎える際の一時的な出費に加え、毎日の食事代やトイレ砂などの消耗品、ワクチン接種や病気にかかったときの医療費も必要になります。1年間にかかる必要経費を調べておきましょう。
【ペット関連施設の所在地】
近くに動物病院やペットホテル、ペットショップがあるかどうかを事前に調べておくと、いざというときに安心です。近所のペットの飼い主の評判などを参考にして、信頼できるところを見つけておくことをおすすめします。