赤ちゃんとママ・パパのための情報

離乳食クッキング

具合が悪いとき
下痢のとき

でんぷん質中心に、消化のよい食材を選んで
下痢症状があるときにいちばん大切なのは「水分補給」です。症状によっては離乳食をいったん中断し、ミルクやおっぱいだけでの栄養補給になることもありますが、自己判断せず、必ずお医者さんに相談を。
離乳食を与えてもよいとお医者さんから言われた場合は、消化によい食材を選んで調理しましょう。おかゆやうどんなどのでんぷん質に野菜、たんぱく質なら豆腐や白身魚がよいでしょう。果物では、りんごがおすすめです。糖分や脂分の多いもの、柑橘類は下痢症状を悪化させやすいので避けてください。
また、消化機能が弱っているので、離乳食の形状をふだんより一段階前に戻してあげるとよいと思います。症状によっては、もっと前の段階に戻し、回復にあわせて徐々に元の形状に戻していきます。

知っ得 便利なワンポイント調理テク

すり鉢いらずの簡単つぶしワザ
消化を助けるため、また、食べやすくするために食材をつぶすときに、ラップを活用すると、調理器具を汚さず手軽に食材をつぶすことができます。ゆでてやわらかくした野菜をラップで包み、指先でつぶすだけ。粗つぶしなら、いちごスプーンやフォークを使って、器の中でつぶしてもOK! ただし、5~6カ月ごろの場合は、もっとなめらかにつぶしたり裏ごしたりする必要があるので、すり鉢などの調理器具を利用してください。

電子レンジで加熱してやわらかくしたじゃがいもをつぶしています。熱いうちのほうがつぶしやすいのですが、あまり熱いとやけどをするので気をつけて。

下痢のときのおすすめメニュー

5〜6ヵ月ごろ:りんごのトロトロ煮

  1. りんご(小)1/2個の皮をむいて芯を取り除き、すりおろします。
  2. 小鍋に、1と水1/3カップ、水溶きかたくり粉※小さじ2を入れ、弱火でかき混ぜながらとろみがつくまで煮ます。

※水溶きかたくり粉は、(かたくり粉1:水3)の割合です。

7〜8ヵ月ごろ:キャロットスープ

  1.  皮をむいたにんじん30gをやわらかくゆでて、すりつぶします。
  2. 小鍋に、1とベビーフードの野菜スープ1/4カップを入れて火にかけ、水溶きかたくり粉小さじ1を加えて混ぜ、ひと煮します。

※水溶きかたくり粉は、(かたくり粉1:水3)の割合です。

9〜11ヵ月ごろ:白身魚のおろし煮

  1. 小鍋に、骨と皮を取り除いてサッと湯通しした生だら30gと、軽く水気を切った大根おろし1/4カップを入れ、だし汁(適量)を材料がひたひたになるまで加えて火にかけます。
  2. 小鍋の中で、生だらを食べやすくほぐし、しょうゆ少々で調味します。

※生だらのかわりに、鯛など白身魚のお刺身を使うと、骨と皮を取り除く手間が省けて便利です。

牧野直子先生

料理・指導/管理栄養士

牧野直子先生


スタジオ食(くう)主宰。「より健康になるための食生活や栄養の情報提供」、「家族みんなが楽しめる、身体にやさしい、簡単で美味しいレシピの提案」をテレビ、ラジオ等各マスメディアや料理教室、健康セミナーなどで展開。自らの経験や豊富な食や栄養の知識・情報から生まれたレシピの数々は食卓をあずかる女性を中心に好評を得ている。保健センターでの栄養相談や育児雑誌での調理指導など、離乳食に関しても多方面で活躍中。

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