【美肌ケア】注目情報!

お肌のハリに欠かせない「エラスチン」の正体とは?

コラーゲンだけじゃない!肌のハリ・弾力には「エラスチン」が重要

エラスチンは、体内に存在する弾力性をもった線維状のタンパク質のこと。皮膚では、コラーゲンと同様に真皮に存在し、肌の弾力において重要な役割を果たしています。

図:肌断面のイメージ図(真皮に存在する、エラスチン線維とコラーゲン線維)

ベッドに例えるなら、コラーゲンは形を作る「マット」、エラスチンは弾力を作り出す「スプリング」のようなものです。
力を加えると、エラスチン線維は弾力性が高く元に戻りますが、コラーゲン線維は弾力性が低いため、元に戻りにくいという特徴があります。笑うと、口もとや目もとに「笑いじわ」ができますよね。エラスチンが失われると肌に弾力がなくなり、それが元に戻らず、しわになってしまうのです。
エラスチンは、それだけハリのある肌に重要な役割を担っています。

図:コラーゲン線維とエラスチン線維をベッドに例えたイメージイラスト

美ライフアドバイザー ビビコさんからのコメント「肌の弾力をつくっているのがエラスチンよ」

「エラスチン」って?

エラスチンは、牛すじ、手羽先といったような、こりこり、弾力のある触感の食べ物に多く含まれています。
ヒトでも、全身へ血液を運ぶ大動脈、曲げ伸ばし運動の大きい靭帯など、弾力を必要とする臓器ほどエラスチン量は多くなっています。​

写真:エラスチンが多く含まれる食品の例(牛すじ、手羽先、軟骨、カツオの心臓)

「エラスチン」は紫外線や加齢により変性し、しわやたるみの原因に!

そもそも体にはエラスチンを分解してしまう酵素があり、紫外線や加齢によって、分解酵素の働きが強くなります。その結果、しわやたるみにつながるのです。

  • 写真:しわがない皮膚のエラスチン線維の電子顕微鏡写真

    ピンと張った状態

  • 写真:しわがある皮膚のエラスチン線維の電子顕微鏡写真

    分解され、切れたりゆるんでいる状態

美ライフアドバイザー ビビコさんからのコメント「しわを防ぐには、エラスチン線維を守ることが大切ね。」

毎日のお手入れでハリのある肌をキープ

エラスチンを正常に保つために、まずは紫外線対策をしっかりと。春夏だけではなく、年間を通して紫外線をカットするお手入れを毎日忘れずに行うことが、ハリのある肌をキープする近道です!

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