くらしの現場レポート

花粉症を少しでも楽に
家の中での花粉対策は家族の協力がポイント

2018.01.16 | 生活スタイル

【くらしの現場レポート】花粉症を少しでも楽に 家の中の花粉対策は家族の協力がポイント

つらい花粉症の季節、家の中にまで入り込んでくる花粉の量は1日に約2300万個になることも。そのうち60%は換気から、残りの40%は外に干した布団や洗濯物に付着してきます(2005年3月花王調べ)。一方、2016年の調査では、花粉症であると答えた人は3人に1人ですが、家族に1人でも花粉症がいるという人は6割近くになります。自分は花粉症ではないという人も、家族のために花粉を家に持ち込まない対策を一緒に見直してみませんか?
※本レポートでは、「花粉症もしくは花粉アレルギー」を総称して「花粉症」と記載します。

花粉症の人は、家の中でもひと工夫

花粉症の人のなかには、鼻みずや鼻づまり、目のかゆみ、肌荒れといった症状に悩むだけでなく、仕事や勉強に集中できない、熟睡できないなど、日常生活への支障に悩む人も多くみられます。個人で取れる対策として、外出時にマスクを手放せない人は約7割、処方薬や市販薬を使う人もそれぞれ3割ほどいます。また、家庭内では「取り込む前に洗濯物を払う」、「ふとんの外干し中止」、「窓を開けない」、「洗濯物の部屋干し」など、家の中に花粉を持ち込まないための対策をおこなっていました。

花粉症の人は、家の中でもひと工夫

自分が花粉症でないと、何も対策をしない人が約4割に

家庭内での花粉対策は、自分が花粉症であるか否かによってかなり違いがみられました。自分が花粉症の場合は約8割の人が何らかの対策をしています。しかし、自分が花粉症ではない場合、花粉症の同居家族がいても、約4割の人が家の中での対策をしていないことがわかりました。一つひとつの対策においても同様に実施率は大きく下がっています。

■家の中での花粉対策 実施状況

家の中での花粉対策 実施状況

※画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。

何とかしてあげたいけれど、どうしたらいいのかわからない

インターネット調査によると、自分が花粉症の場合は、「洗濯物を払ってから取り込むとだいぶ楽に感じる」など、効果を実感できるため対策は習慣的におこなわれています。一方、自分が花粉症ではないと「家族のつらさを何とかしてあげたい」とのおもいはあっても何をすれば良いかわからず、対策できていないというケースが多いようですが、なかには「してほしいこと」「気をつけてほしいこと」を確認し、それを実行しているという家庭もありました。

「花粉症ではないから、わからない」

花粉症の旦那さんがかわいそうだと思うので、部屋に花粉を入れづらい対策を知りたい。 (32歳・既婚・専業主婦)

私は花粉症ではないため、つらさもわからず、何をしたらいいかがわからなくて困っています。(33歳・既婚・専業主婦)

「どうしてほしいのか」を確認し合う

自分が花粉症ではないので、つらさがわかりません。なので、してほしいことや気をつけてほしいことは直接聞くようにしています。 (29歳・既婚・会社員)

何とかしてあげたいけれど、自分が花粉症ではないので、つらさの程度がわからないため、要望をしっかり聞いている。(29歳・既婚・専業主婦)

「してほしいこと」を聞き、協力し合って少しでも快適に

花粉症ではない人が、そのつらさ、ましてやどんな対策をしたらどの程度楽になるかをわかってあげることはなかなか難しいものです。対策のポイントは、花粉の侵入を防ぐこと。それには家族みんなの協力が大切です。だからこそ、お互い「どうしたらいいか」を確認し合うことは大事な対策の一歩。例えば、ドアや窓はすぐに閉めるなど、ちょっと心がけるだけでも効果があります。洗濯物や布団を取り込む前に払うと、タオルで約46%、Tシャツで約65%、布団なら約57%もの花粉が除去できます(2005年3月花王調べ)。「家に入る時は必ず服や体についた花粉を払う!」など、家族みんなで心がけて、少しでも楽に花粉症の季節を乗り切れるように協力し合いたいですね。

調査概要

「花粉症/花粉アレルギーについての調査」
◎2016年3月/調査員による個別訪問留置調査/全国 15~79歳男女/男性596人、女性604人
 ※株式会社日本リサーチセンター(NRC)調査および花王 生活者研究センター/NRC共同調査
◎2017年12月/インターネット調査/『くらしの研究』読者/6,553人

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