くらしの現場レポート

夫が好きな家事 第1位は「洗濯」
夫が家事をするのは、妻への思いやりから

2015.03.24 | 生活スタイル、働き方

【くらしの現場レポート】夫が好きな家事 第1位は「洗濯」 夫が家事をするのは、妻への思いやりから

近年、家事や育児に積極的に参加する「家事メン」「イクメン」が増加しています。そこで、家事の中から「洗濯」にスポットを当て、夫婦での分担を調査しました。結果、洗濯は夫が取り組みやすい家事であり、上手に分担している家庭が多いことが判明。20〜30代夫婦の洗濯分担の実態とその「おもい」について報告します。

好きな家事のトップは男女ともに「洗濯」。7割以上の夫が「洗濯する」と回答

「好きな家事」について、20〜30代の夫の半数以上、妻の7割以上が「洗濯」と回答し、ともに洗濯が第1位に。また、夫に家事分担の状況を尋ねたところ、洗濯は「二人で担当」「夫が主に」を合わせると20〜30代の約7割に達し、分担が進んでいることが明らかになりました。食器洗いは20代で8割以上と洗濯よりも高いものの、「好きな家事」のランキングでは第5位とやや低め。夫は、食器洗いより洗濯に積極的と推察されます。

■夫の好きな家事ランキング

夫の好きな家事ランキング

20~40代既婚男性 754人(花王 生活者研究センター調べ)

■夫に聞いた家事の分担

夫に聞いた家事の分担

20~40代既婚男性 754人(花王 生活者研究センター調べ)
※画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。

夫が洗濯を担当するのは、「妻の負担を減らしたい」という思いから

20〜30代の夫の7割以上が「家事をすることで家族に喜んでもらいたい」と回答し、「配偶者の機嫌が悪くならないために」の5割を大きく上回っていました。洗濯も、「配偶者の負担を減らすため」が7割以上と、「配偶者から頼まれるから/言われるから」を上回っています。また、「配偶者が働いている/働いてほしいので」も約5割と、妻をサポートしようと、夫が主体的に行っている様子がうかがえました。

■家事についての夫の意識

家事をすることで家族に喜んでもらいたい

配偶者の機嫌が悪くならないために家事をしている

20~40代既婚男性 754人(花王 生活者研究センター調べ)
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夫も積極的に参加!夫婦の洗濯分担の仕方は5パターン

夫がどのように洗濯しているのか、家庭訪問調査を行ったところ、夫婦の分担の仕方は、大きく3つ。 
 A. 妻が主に洗濯
 B. 夫婦二人で洗濯
 C. 夫が主に洗濯

さらに「B.夫婦二人で洗濯」では、以下の3つに分かれました。 
 1)1回ごとに担当が違う(ex.曜日で分担)
 2)1回の洗濯を分業(ex. 工程を分担)
 3)自分の服は自分で洗濯

(左)休日は、家族でお出かけを楽しみたいので、夫が早起きして洗濯。 (右)夫の方が出勤時間が遅いため、洗うのは妻、干すのは夫の仕事。

(左)休日は、家族でお出かけを楽しみたいので、夫が早起きして洗濯。
(右)夫の方が出勤時間が遅いため、洗うのは妻、干すのは夫の仕事。

まずは「洗濯」に取り組むことが、夫の家事参加への第一歩に

洗濯は、妻に頼まれてというより、自主的に行っている人が多くみられました。洗濯好きの男性も多く、自分なりのこだわりをもって取り組む人の姿も。
夫からは「自分が洗濯するようになって、他の家事も、自然に一緒に参加するようになった」「洗剤や掃除用品を一緒に選ぶようになった」との声もあり、夫がもっとも好きな家事である「洗濯」をきっかけに、他の家事にも積極的に関わっていくようになることが望まれます。

夫が気になるエリやそでの部分汚れの対処法を伝えて、夫のモチベーションアップに。

夫が気になるエリやそでの部分汚れの対処法を伝えて、夫のモチベーションアップに。

調査概要

「若年夫婦の家事実態」
◎2014年3〜9月/家庭訪問インタビューと行動観察/1都3県在住20〜30代夫婦/30世帯
◎2014年9月/インターネット調査/1都3県在住20〜40代既婚男女/1,654人

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