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ロリエ

からだの相談室一覧

回答者/

河野産婦人科クリニック院長
河野美代子先生
プロフィール

 
Q  

 おりものの量が多く、色も気になり病院に行きました。そのとき、クラミジアではないかという答えが戻ってきたのですが、はっきりとクラミジアとは言われずに、ただ抗生物質と腔の中に入れるクリーム状の塗り薬を処方されました。
 そこで質問なのですが、はっきりと言えないほど、すぐに答えの出ない病気なのですか? クラミジアとは具体的にはどんなものなのですか? インターネットなどで調べて、いろいろなものを読んではみているのですが、これといってなく、専門用語も多いせいでピンと来ません。私が知りたいのは、たとえば、おりものが多くなり、色がおかしいのは、うみが出てくるせいだとか、そんな感じの解答です。
 感染がセックスによるものの場合、男性は何が原因でその菌を持つようになるのですか? たとえば、不衛生にしてるとかそういったことですか? それとも必ず人間が持っている菌の一種で避けることはできないのですか? なにを見ても、“性感染、コンドーム使用” といったようなことしか書いていないため、理解に苦しみます。(カナダ・バンクーバー CHIAKI)

A  

 クラミジアとは、ウィルスと細菌の中間に位置し、細胞内に寄生する微生物です。これは、おりものを見ただけでは、すぐにはわかりません。
 おそらく、あなたがかかられた先生は、クラミジアを疑って検査をされたのだろうと思います。検査は、さまざまな方法があるのですが、子宮の頸管内を綿棒でこすって、抗原検査をするのが一般的です。それを、検査センターに出したり、自分の病院で検査したりしますので、若干の日数がかかります。
 血液を採って検査をする所もあるようですが、これだけでは正確ではありません。かつてかかったことがある場合も、今かかっている場合も、同じような反応が出るからです。とくに、治ったか否かの判定を、血液で検査するのは不適当です。
 さて、クラミジアに感染した場合、感染した部位から分泌液が出ます。男性は尿道炎の症状が出るのが一般的ですが、女性は気づかない人が多いのです。少しおりものが多いかな?とか、いやなにおいがするとか、その程度です。でも、気づかないうちに炎症が進むと、卵管に癒着が起きて不妊になったり、腹膜炎を起こして腹痛が起こったりもします。
 クラミジアは、男性でも女性でも、セックスによって感染します。性感染症というのは、セックスによってうつる病気のことです。自然にわき起こるものではありません。クラミジアに感染している人とセックスすることで、自分も感染するということなのです。だから、コンドームで予防を、と言われているのですよ。

 

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