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回答者/

河野産婦人科クリニック院長
河野美代子先生
プロフィール

 
Q  

 数年前から陰部がかぶれるようになり、かゆい時にかいていたら、いつのまにか右側の小陰唇が腫れたというか、伸びてしまいました。しかも、伸びた部分(小陰唇の外側)の色が悪く、変色しているのだと思うのです。薬局で「鎮痒消炎剤/殺菌剤配合 非ステロイド系」の薬を買って塗ってみたのですが、変化がありません。 
 今は特に気をつけているのでかゆくなることはないのですが、症状は変わりません。婦人科には定期検診で診てもらうこともあるのですが、私が言わないせいか、特に何も言われません。これは、婦人科と皮膚科のどちらに相談しに行くべきでしょうか?(さくら 27歳 会社員)

A  

 実際に診ていないので断定はできませんが、あなたの性器はまったく正常だと思います。だって、産婦人科に行っても何にも言われないでしょう。
 今度、かゆい時に産婦人科に行って診てもらってください。それ以外では、皮膚科にもどこにも行く必要はありません。小陰唇というのは、ホルモンが成熟すると、肥大しますし、着色もするのです。それに、左右対称な人はほとんどいません。きっと、あなたがかゆくてかいたのが原因で大きくなったり、色が変わったりしたのではありませんよ。なぜなら、かゆかったのは、いつも右側だけというわけではなかったはずです。

 どうも日本では、性器の発育について男性も女性もタブー視されて、きちんと教えられていません。知らないから、性器が正常に発育しているのにもかかわらず、自分は異常ではないかと悩む人が後を絶たないのです。
 性器の形、大きさ、色、みんな異なるものなのですが、でも世間にさらして歩くものではないし、そのまま、あるがままでいいのですよ。
 小陰唇は更年期になってホルモンが停止すると、縮小して、また色も変わってきます。それまでホルモンが活発な間は、そのままであり続けるでしょう。それが性器という器官の特徴なのです。

 
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