Japan
Check
Share to Facebook Share to Twitter More...

ロリエ

用語解説

分野別テーマ 一覧
参考文献
 

●バージャー病

手足の細い血管に炎症が起こり、そこにできた血栓(血のかたまり)が血管を詰まらせ、その先に血液が流れにくくなる病気。たばこを吸う男性に多く、ひざから下の動脈に症状が出やすいものです。

●パーロデル

プロラクチンの分泌を抑え、排卵周期を正常にするはたらきのある、高プロラクチン血症の治療薬。

●排卵

卵巣内の成熟卵胞から、卵子が飛び出すこと。ぶどうの皮が破れて、中からぶどうの実と種が出るような現象といえます。
このとき、痛みや出血をともなう場合もあります。

●排卵誘発剤

排卵障害がある人に使われる治療薬。「クロミッド」などの比較的軽い内服薬や、注射による「HMG(下垂体性性腺刺激ホルモン)」という強い排卵誘発剤など、いろいろな種類があります。

●箱迫(はこせこ)

江戸時代に女性が懐中して用いた紙入れ。とじ帯に小さな香袋をつけ、携帯用のアクセサリーとして発達しました。月経の手当に使う紙を入れていたので、成人女性のしるしでもありました。

●破水

卵膜の一部が破れて、羊水が流れ出ること。ふつうは、陣痛が始まって子宮口が全開大になるころに起こりますが、陣痛の前に破水が起こってしまうことがあり、これを「前期破水」といいます。

●発がん物質

化学物質や放射線、ウィルスなど。代表的な化学物質は、紙巻たばこの煙です。

●バルトリン腺

腟前庭の下方左右にある分泌腺。腟口の横に開口していて、性的刺激を受けると分泌が増し、セックスをスムーズにする役割を果たします。

バルトリン腺

●半陰陽

性器の形態が異常で、外見だけでは男女の区別がつかないこと。1人の人が精巣と卵巣の両方を持っている場合を「真性半陰陽」、精巣か卵巣のどちらかを持っていて、外性器が逆の性の場合を「仮性半陰陽」といいます。

●PMS(月経前症状)

PMS=Pre Menstrual Syndrome(月経前症状)。月経のはじまる7~10日くらい前から、腹痛や乳房のはり、眠気やイライラ、肌あれ、体重増加など、さまざまな不快症状があらわれ、月経がはじまるとともにその症状が消える状態をいいます。

●PTSD(Post-Traumatic Stress Disorder)

「心的外傷後ストレス障害」と訳されます。強い心理的ショックを受け、その精神的な後遺症が1カ月以上続くこと。
突然、事件の記憶がよみがえってパニックに陥る、事件のことを思い出せなくなる、また同じ目にあうのではと不安になる、集中力の低下、鬱症状、不眠、イライラなどの症状があらわれます。

●ピル

月経や妊娠に関わる「卵胞ホルモン(エストロジェン)」と「黄体ホルモン(プロジェステロン)」の作用を利用した薬です。卵胞ホルモンの含有量によって「中用量ピル」と「低用量ピル」に分けられ、用量が多くなるほど副作用への注意が必要となります。
ピルは、避妊目的以外にも、月経痛などの月経困難症、月経不順の治療などに幅広く使われています。

●ピルの副作用

ピルはホルモンバランスを人工的に変えるため、からだに影響がまったくない、とはいえません。ただ、最近のピルはホルモンの含有量が少なくなっているため、以前ほどの悪影響はありません。
ただし、飲み始めの1カ月ほどは、吐き気やだるさ、頭痛、乳房の張り、不正出血、肥満などの症状が出ることがあります。たいていは、飲み続けることで改善されるものです。
副作用が少ないからといっても、2~3年飲んだら2~3カ月休むのが正しい服用の仕方です。

●ヒト絨毛性(じゅうもうせい)ゴナドロピン(HCG)

胎盤の絨毛組織から分泌されるタンパク系のホルモンです。妊娠すると、すぐに増え始め、妊娠10~12週頃、最も増加します。その後、分泌量は徐々に減り、分娩後2週間たつと検出されなくなります。

●腹腔鏡

腹部の臓器の病気を調べるファイバースコープ。検査だけでなく、最近では手術にも使われるようになり、患者の負担を軽くする外科療法として盛んになってきています。

●副腎皮質

副腎は、腎臓の上にある器官で、外側を取り囲む「皮質部」と内側の「髄質部」に分かれ、それぞれから機能の違うホルモンが分泌されています。
副腎皮質からは、ストレスに抵抗するホルモンのほか、副腎性男性ホルモン(男性の場合は女性ホルモン)も分泌されています。

●婦人科と産婦人科

「婦人科」と「産婦人科」の違いは、出産を取り扱うかどうかの違いだけです。婦人科でも、妊娠の診断や妊娠中の検診を受けることはできます。
また、ほとんどの病院には「母体保護法指定医」という表示があります。これは、母体保護法という法律に従って、妊娠中絶手術を行うことができる医師であるという意味です。

●婦人体温計

水銀式と電子式があります。最近は、基礎体温を記憶してグラフにする機能のついたもの、パソコンと接続して基礎体温を管理できるものなど、いろいろなタイプのものが出回っています。水銀式のほうが正確に測れますが、使い勝手なども考えて、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。

●不定愁訴

疲労感、だるさ、食欲不振、痛み、しびれ、など、原因がはっきりと特定できないからだの不調。検査をしても、これといった病気が認められないものを指します。

●プロスタグランディン

子宮内膜の中で分泌される痛み物質(ホルモンの一種)。最近の研究で、月経痛の重要な因子であることがわかってきました。
プロスタグランディンは、排卵にともなって月経前と月経中に多くなり、不要になった内膜を外へ押し出すはたらきをします。これが過剰に分泌されると、必要以上に子宮が収縮し、月経痛や腰痛の原因になります。

●ヘモグロビン(血色素)

赤血球に含まれる赤い色素タンパク。血液が赤く見えるのは、このためです。
全身の組織へ酸素を運び、組織にたまった二酸化炭素を運び出す赤血球のはたらきは、主にこのヘモグロビンによるものです。

●扁平上皮と円柱上皮

子宮頸部の上皮(粘膜の最上部)を形成する組織。「扁平上皮」の細胞は15~20層重なっていて、表面に近いほど扁平な形になります。「円柱上皮」は、扁平上皮より奥にあり、粘液を分泌しています。
通常、この2つの上皮の境界は、くっきり分かれています。ところが、この境界部分に炎症が起こったりすると、扁平上皮が壊れ、その修復のために円柱上皮が扁平上皮と似た組織へと移行してしまうことがあります。
その経過の中で、がんになる前の「異形成」の状態になることがあり、この段階で治療を受ければ、安心といえます。

●放射線療法

強い放射線を照射して、患部を小さくしたり、がん細胞を死滅させる方法です。子宮頸がんには、高い治療効果があります。また、高齢で手術がむずかしい人の場合などには、早い時期から使用される場合もあります。
新しい技術の開発で、からだに対する負担は少なくなってきましたが、下痢、吐き気、食欲不振をはじめとする、さまざまな副作用もあります。

●ホルモン

ホルモンの語源は、ギリシャ語の「刺激する、興奮させる」という言葉。その名のとおり、からだの組織や臓器を刺激する化学物質です。その数は約40種類にのぼり、血液の流れにのって情報を伝達し、大切な生命活動のコントロールを行います。
ホルモンをつくる器官を、「内分泌器官(内分泌腺)」といいます。脳の視床下部や下垂体、甲状腺、副腎、膵臓のほか、性腺(女性では卵巣、男性では精巣)が、これにあたるところです。

●ホルモン撹乱物質(環境ホルモン)

さまざまな毒性が指摘されている化学物質で、ホルモンのレセプターと結びついて、ホルモン本来のはたらきを阻害します。話題となっているダイオキシン以外にも、40種類以上ものホルモン撹乱物質が見つかっています。

 
Check
Share to Facebook Share to Twitter More...