「頭痛もち」と言われる人は、寝すぎや飲みすぎなどによる一過性の頭痛ではなく、習慣的な頭痛(慢性頭痛)が起こる人のことです。脳の病気ではないかと心配しがちですが、病院に行っても脳には異常がないことが多く、対処に困っている人が多いようです。 このような慢性頭痛は3種類に分類されていますが、いつ、どのような痛みかなどによって、原因や治療法が違います。まずは自分の頭痛がどれにあてはまるかを知っておくことが、頭痛解消の第一歩です。
顔、首、頭部の筋肉が緊張した状態が続くと、脳の痛みを調節する機能がうまくはたらかなくなるために起こると考えられています。1日中パソコンに向かっているなど、同じ姿勢を続けている人に多くみられます。
□ ほとんど毎日起こる □ 痛みは数時間から、長いときは1日中続くこともある □ 夕方になると痛みが強い気がする □ 頭全体がしめつけられるように痛い □ 後頭部から首筋にかけて痛い □ 頭全体が重い □ 痛みはがまんできる程度 □ ときどきフワフワしためまいを感じる □ 肩や首がこっている □ からだ全体がだるい □ 吐き気を伴うことがある
脳の血管が広がることで周囲に炎症が起こり、痛みを引き起こしていることから、血管性頭痛とも呼ばれます。騒音や不快なにおい、ワインやチョコレート、チーズなどが誘因になる人もいます。女性に多く、男性の約4倍といわれています。とくに若い女性に多くみられ、母親から遺伝することもあります。
□ 月に1~2回、多いときは週2~3回起こる □ 痛みは数時間から、長いときで3日間程度続く □ 頭の片側(ときに両側)が痛い □ ズキズキ、ガンガンと脈打つように痛む □ 動いたり、急にまぶしいところに行くと痛みが増す □ 寝ると楽になる □ 吐き気がしたり、吐いてしまうことがある □ 頭痛の前に目の前がチカチカする、目が見えなくなる場合がある
一定の期間中のきまった時間に、群発地震のように起こることから、このように呼ばれています。目の奥の太い血管が広がり、片頭痛同様、血管の周囲に炎症が起こって痛みを引き起こすといわれています。女性より男性に多い慢性頭痛です。
□年1~2回、まれに起こる □ 1~2か月の間に、ほぼ毎日のように痛む □ 痛みは決まった時間に起こる □ 痛みは1~2時間続く □ 片方の目の奥が激しく痛み、目の奥をえぐられるような感じがする □ ハンマーで頭をなぐられるような痛み □ 寝ているときに激しい痛みで目が覚める □ お酒を飲んだあとに頭痛が起こることがある □ 痛みの期間をすぎるとしばらく起こらない □ 痛みがある側の目から涙が出たり、充血している □ 痛みがある側の鼻から鼻水が出たり、鼻がつまっている
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